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2024 .04.26
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 思い返せば、山形県環境技術専門校に学ぶ様になった頃「菜の花プロジェクト」の紹介がありました。チェルノブイリの原発事故後、土壌の回復を意図して取り組まれているプロジェクトです。菜の花は、土壌中の放射能を吸着する働きがあるとかで、収穫後に菜の花からは油を採取しBDFとして燃料化し、残さは管理区域で放射能の半減期まで保管すると言うものです。

 そして、どういうわけか最近も原発関連のDVDを視聴していました。東日本大震災が起きることを予見出来るはずもなく、偶然かと思われます。DVDは六ヶ所村の再処理施設のある地域を紹介していましたが、風評被害で苦労している方もあれば、収入に繋がるので仕方がないとする人もいます。


 今回の震災に因る原発事故は誰が得をしているのでしょう。計画停電が煩わしいと言う声も聞こえます。しかし、潤沢な電気を必要としたからこそ全国に54基もの原発を許してしまったのです。日本はまた世界一にならなくてはならないのです。それは科学技術ではなく環境技術です。自然エネルギーの有効利用。環境の保全。日本は大きく遅れをとっています。無論、そこに科学的知識が必要である事は言うまでもありません。電気・ガス・石油…そして水が全てストップする等と言う事は想定されていません。しかし、原発事故によって水さえも脅かされかねないのです。もう二度とこんなことがあってはいけない。そして、破壊された環境を修復する活動を一刻も早く始めなくてはならないでしょう。


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IMG_1590.jpg 今日は空には雲が立ちこめ、遠景のかすむ朝。それでも自転車はまだ汗ばむ程です。

 今日は1日OJT。各々の活動です。バイオ農業チームは代表者が打ち合わせの為外出。省エネチームは書類やデータの整理をしていた様子です。

IMG_1591.jpg そんな中ビオトープの提出書類を作成していたら、BDFチームが実験していると言う知らせが入ったので取材に向かいました。実験内容は自作の蒸留装置の実証実験でした。専用の実験室がないので車庫での実験です。蒸留装置で煮詰めているのはカリンだそうです。辺りに良い香りが漂っていました。この実験を応用してBDFの精製に応用することを目論んでいる様です。

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今日のお弁当♪

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 午後、バイオ農業のリーダーが専門校に戻って、打ち合わせの結果報告と方向性の確認がありました。現実的な取り組みが始まることになりそうです。

 放課後、省エネチームと有志が残って各々の活動を続行しました。以前から休みも取らずに省エネ診断の実務に当たっている受講生が協力者を募っています。すると、ひとりの受講生が快く引き受けていました。こう言う根回しや手配も大切なことなのだと思います。

 水は自由に形を変えられますが、水分子はクラスターと言う小さな集合体を作るのだそうです。今の専門校は、丁度そんな感じかもしれません。

 霧のない朝でした。でも、一日すっきりしない雲の多いお天気だったようです。

 今日の専門校は、1限〜3限までOJTでした。チーム別の活動なので各々の様子を把握することは難しくなっています。


・省エネ診断チーム:省エネ診断及び省エネ製品に取り組んでいます。

・バイオ農業チーム:植物工場の研究・企画を進めています。

・BDFチーム:乾式のBDF製造を学んでいます。

・水処理チーム:山形県内外の水処理・排水処理を軸に活動しています。

・ビオトープ(チーム?):ビオトープ風の排水処理システムの企画立案中です。


 どのチームも専門校で受講した内容を実際に体験するわけですが、百聞は一見に如かずと言った感じで次から次に立ちはだかる問題と向き合っています。


 今日お弁当♪

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 午後もOJTの継続です。パソコンに向かう人、書籍に集中する人…部屋を分かれたり外出して活動するチームもありで教室はしんと静まり返っていました。


IMG_1554.jpg 紅葉の季節が過ぎ、並木の枯れ葉も道路沿いに舞い散っています。その枯れ葉を集める光景をあちこちで見かける様になりました。昔だったらそれで焼き芋でもする所だったはずですが、今では燃やせるゴミとして焼却処分されるだけでしょう。枯れ葉が焼却支分されずに放置されれば、分解されて土へ還り、再び動植物の成長に寄与することになるはずです。それが今のシステムでは焼却処分です。枯れ葉を集めて腐葉土を作り農業に活かして村起こしに成功した事例があるそうです。「棄てればゴミ 活かせば資源」とはこのことでしょうか。身の周りにあるものは当たり前になってしまいその価値を見出せなくなりがちです。簡単な問題ではありませんが関心を持っていることがまずは第一歩と言うことなのだと思います。

 帰宅して渋抜きしてあった柿を2つ食べました。昨日は5つ。毎年のことですが、何しろ独りなので傷む前に次々食べないと間に合いません。県外に住んでいた頃、山形の親戚から送られてくる柿がとても楽しみでした。まさかそれをお腹いっぱい食べる日が来ようとは!でも、明朝には胃がもたれていることでしょう。(笑)


 さて、少し前から日本ブログ村に参加させて頂いています。他の方の書いている環境関連のブログも興味深いものがたくさん見受けられます。専門校で取り組んでいるもの、取り組もうとしていること、気がつかなかったこと…同じ方向に向かって歩いている方が他にもいるのだと言うことを心強く思います。最近、日本ブログ村から遊びに来て下さっている方もある様ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


IMG_1223.jpg ふるさとの原風景と言ったらどんな風景が思い浮かぶでしょうか。近年、帰化植物の台頭により圧され気味ですが、少し前ならススキは日本の象徴的存在だった様に思います。車窓から見た夕日に揺れるススキ野原が今も脳裏に焼き付いています。

 先日の丹 省一先生の講義でデンマークのエネルギー事情が紹介されていましたが、その時に紹介されていた「バイオマスエネルギー源としてのススキ」に驚かされました。しかもススキは日本から持ち込んだのだとか。身近にあるからこそ見落としてしまいがちな価値をここでも教えられた心持ちです。

 近年、ススキ野原が減少した様に感じるのは、セイタカアワダチソウの勢力拡大の為でしょうか。セイタカアワダチソウはその名を知られた帰化植物です。根から分泌されるアレパロシーと言う物質により、他の植物が育つことが出来ない様に駆逐してしまうのだそうです。そしてそれが自己中毒を引き起こし、やがてセイタカアワダチソウも育つ事が出来なくなるのだとか。ここで「アレパロシー」が除草剤にならないだろうかと考えました。するとやはり同様の発想をする人はあるもので、実際に実験まで発表されていることを知りました。除草剤と言うと不自然に植物の枯れたあぜ道を想像してしまうのであまり賛成も出来ないですが、天然素材と言う部分は興味深いです。

 セイタカアワダチソウの花粉がぜんそくの原因とされたこともありました。現在では養蜂家の蜂蜜源と言う面もあるそうです。そう言えば、黄色い花にたくさんのミツバチを見かけます。何だかそんな話を知ると帰化植物だからと言って憎めなくなってしまいますね。では、ススキがバイオマスエネルギーの原料になるのですから、セイタカアワダチソウはどうなのだろうと思いましたが、インターネット上でその様な報告は為されていない様です。世の中そんなに旨い話は転がっていません。

 そこでセイタカアワダチソウの利用法は他にないのかと思い、調べてみると意外や意外、ヨモギの様なキク科の植物であるセイタカアワダチソウは、ハーブとして薬湯に使えるのだそうです。そしてちゃんと実践している方がいらっしゃるのですから感心します。掘り下げれば、まだまだ利用法が見つかっているかもしれません。
 

IMG_1228.jpg 朝、いつもの道を自転車で走っていたら、遠くに工事車両が動くのが見えました。「コンクリートから人へ」というキャッチコピーの下、ダムと併せて高速自動車道の整備も再検討の動きでしたが、どうやら高速自動車道の整備は動いてる様子です。朝早くから動き始めた工事用車両にはどんな指名が与えられているのでしょう。COP10による変化は何をもたらすのでしょう。


 今日の専門校。

 1限目と2限目は、河合直樹先生によるエコアクションの講義でした。エコアクション21を取得する為の手順を実際に討議してきましたが、少しずつ実績報告が見える様になってきました。しかしながら、企業活動と省エネは背反する部分も多く、削減を目標としていたエネルギー使用量でしたが、仕事量の増加によりむしろ増加してしまうと言う事態も生じます。仕事量の増加は企業にとって歓迎すべきことでありながらエネルギー使用量を抑制しなくてはならないと言うジレンマに遭遇することになります。その現実にどう取り組むべきか討議が進められました。


 今日のお弁当♪

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IMG_1237.jpg 午後はOJTの時間となりました。チーム毎に具体的な活動が始まりました。今後の動向を調整しながら意見交換をして成果を残す為の活動と言うことになります。窓の外には大きな虹が出ていました。


IMG_1241.jpg 帰宅する道すがら西に傾いた太陽から陽射しが放射状に拡散していました。もう何度も見た光景であっても環境に恵まれた地域に暮らしていることを再認識させられます。見慣れた風景の中に可能性を見つけられますか?





 今日は訓練校の1〜2限目は、受験コースとOJTコースに分かれての活動でした。受験コースのメンバーは公私に渡って資格取得に取り組んでおり、合格者も出ています。勉強の成果が出てくれば手応えも違ってくるでしょう。

IMG_0035.jpgIMG_0036.jpg OJTコースはCCFLという蛍光管の交換実習でした。CCFLはLEDと違って蛍光管を細くした様な感じで、印象としてはネオン管のような感じです。細い発光管の中にはガスが充填されていて水銀原子を励起させて発生させた紫外線を可視光に変換すると言う高度な技術が使われている様です。液晶のバックライトに多用されていると言うことです。さて、今回は交換作業と言うことで城西電工さんの御協力を得て実習となりました。手始めに単管の配線を繋ぎ替えて解説して頂きました。慣れない作業でしたが、サクサクと出来てしまう人もいてなかなかに頼もしいです。次いで、二本の蛍光管の配線なのですが、これがなかなか複雑です。解説をしていただきましたが、やっぱり実習が必要でしょう。実際は天井を見上げたままでの作業になる為、何度も経験を重ねることが必要になるでしょう。


今日のお弁当

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 午後の3限目はポンプとブロワーの講義です。

 今日はポンプの調子が悪くなってしまった場合に原因究明するコツを教えて頂きました。解説して頂いたポンプは電気製品と言うことで電気的なトラブルが中心で、漏電によるトラブルが多いと言うことでした。

 自主活動では、BDFに関する話し合いをしました。試験用にディーゼルエンジンを提供出来ると言う受講生の提案があった為、現実にエンジンを動作させるテストが出来るようになるかもしれません。BDFの利活用やグリセリンの利用法など、可能性を模索する余地がまだありそうです。ふと思いついたのはBDFバイクです。これまでディーゼルエンジンと言えば車や農耕機を想定していましたが、バイクなら違った角度での利用が出来るようになるかも知れません。あまり聞かないアイディアだと思ったのですが、調べてみたら3年前にBDFバイクによる世界記録の時速210kmが樹立されていたり、どうやら国内で販売までこぎ着けた販売店もあるようです。ちょっとすっ飛んだアイディアだと思ったのですが、まだまだの様です。実は、もうひとつBDF活用で思いついたことがあります。またもすっ飛んだアイディアなのでちょっと熟成させてみようと思います。明日は、受講生の発案による実験をする予定です。どんな結末になるやら楽しみです。



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