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2024 .04.20
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IMG_3839.jpg 朝は穏やかに晴れていたので自転車で専門校へ向かいました。ひと冬を越えて何だか脚力が上がっているような気がしますが、逆に体力は落ちているような気もします。矛盾した感覚が同居しているのです。少し早めに自宅を出て、自転車を走らせ少し早めに専門校に到着しました。


 1限目と2限目は省エネ診断の講義です。省エネ診断も矛盾を抱えています。政府の提唱するCO2削減の効果を上げられる企業と言うのは、それなりの規模の企業であり、実際に省エネ診断を依頼される機会も少ないでしょう。では何の為に省エネするのかと言えば、やはり経済効果に期待する所が大きいのですが、仮に10%の省エネに成功したとしてその省エネの為に10%の投資をしていたのでは意味がないのであり、経済効果を期待して省エネ診断を依頼するのであれば、診断に費用をかけるのはバカバカしいと言うことになります。最も有効なのはインハウスエスコ事業を立ち上げ、企業や組織内で省エネ自己診断をする事ではないかと思います。

 それが出来れば苦労はないと言う事で、省エネ診断の外部委託になるわけです。


 そんな講義中、突然地震に見舞われました。教室は二階にあり、最初は小さかった揺れが徐々に大きくなりました。横にユサユサと揺さぶられながらかなり長い時間揺られていたような気がします。しばらく身近に地震がなかったためすっかり忘れていました。静止している感覚が解らなくなる頃にやっと揺れが止まった様です。


 今日のお弁当♪


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 午後はOJTだったので、植物工場実験室へ向かいました。昨日行かなかった仲間と3人です。大きくなった小松菜を今日初めて同行した仲間にお土産で持って帰ってもらう事にして、観察と記録の作業をしました。途中、施設をお駆りしている温泉の社長さんがやって来て、色々アドバイスをして下さいました。レタスはまだ小さいですが、順調なのかな???椎茸は変化なしでした。

IMG_3840.jpg 専門校に戻る頃、雪がちらつき始めていました。専門校から自転車に乗って自宅へ帰ろうとした頃、風を伴った雪は徐々に強くなり始め、北から吹き付ける風雪に立ち向かう形になりました。すぐに上がる事を期待して走ったのですが、なかなかどうしてそうは上手く行きません。風に立ち向かって走ると体力は急激に奪われます。何度か立ち止まって、持っていたチョコレートをかじりながら走りました。自宅に辿り着く頃には、まるで雪だるまのようになっていました。

 近くなったと思えば遠ざかる春はどこにいるのやら。ガガイモがスクスクと育っています。


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IMG_2728.jpg 晴れ間も見える雪の日。天童市内を散策しました。歩き始めはやっぱり寒いのですが、身体が温まる頃に考え事が始まります。

 考え事をしながら町を歩いていたら、歩道をとてもきれいに除雪している人がいました。それで感心していたら…側溝に落ちました。(笑)考え事で上の空だったのにさらに別の事で意識を逸らしてしまったからでしょう。右足だけ付け根まですっぽり落ちてしまいました。時々落とし穴に落ちる芸人さんなんかを笑って見てましたが、まさか現実にそんなことになるとは思わなかったので、ちょっと事情が飲み込めませんでした。幸い側溝に水はなく怪我もなかったのですが「ちゃんと見て歩かないとぉ〜」と言われてしまいました。しかし、側溝の蓋を開けていたのはどうやらその人だった様です。きれいに除雪をして雪を側溝に捨てていたんですね。事情が解って恐縮していた様です。雪の日の散歩は気をつけましょう。(笑)


 さて、環境に関する事を専門校で学ぶ様になって、これまで知らずに来たたくさんの知識を得る事が出来ました。環境問題を考えなくてはならないと思っている人は多くても、そののことについて学ぶ機会はあまりないというのが現実でしょう。そんな時、幸運にも環境について学ぶことができたわけですが、学ぶ事によって曖昧だったディテールが少しずつ明確になり、光と影を知る事になりました。

IMG_2731.jpg 二酸化炭素排出量の削減を合い言葉に進められる省エネ対策は、企業にとっても家庭にとっても経済効果がある為「省エネ=得をする」という構図が出来上がります。しかし、忘れられがちなのは省エネによるエネルギー事業者の収益低下です。「儲けて来たんだから当然だろ」なんて言葉も聞こえてきそうですが、変わらず社会を支えて行ってもらわなくてはならないのも事実です。

 また省エネによって無駄が少なくなる代わりに遊びやゆとりの部分が少なくなるのも事実ではないでしょうか。これは、良い事がある反面、これから伸びようとする国や企業にとってメリットとばかりは言えないのです。

「じゃんじゃん使ってじゃんじゃん発展しようぜ」

 そんな時代ではない事は承知していますし、環境の問題を憂慮しているのも確かです。


 問題をシンプルにする為に、何が省エネの根本にあるのかと言う点に立ち戻ってみます。ひとつは化石燃料が枯渇してしまう事に対する備え。もうひとつは化石燃料使用によって二酸化炭素の濃度が上がる事への対策。そして、代替エネルギーとして頼らざるを得ない原子力発電への不安。

 では、風力発電や太陽光発電による電気ならじゃんじゃん使っても大丈夫と言う事になります。ところが、現代日本の消費者には自然エネルギーだけを使用する自由はありません。もちろん、そんな需要に応えるだけのエネルギー生産も現時点では不可能ですし、社会システムもそこまではまだ対応できません。

 あれもダメ、これもダメ…それで社会や経済は伸びるのでしょうか。本来なら太陽光や風力・水力・地熱等を利用したエネルギーであれば、どれだけ使っても問題ないはずです。それが何故実現できないのでしょうか。突破口はないものでしょうか。

 もう一方で家庭や企業で発電した電気を電力会社が購入した結果、電力会社は自社の発電所を止めなくてはならない事態に至る可能性もあるとか。しかし、電力会社は電力の安定供給の為、バックアップやメンテナンスなどの必要があり維持して行かなくてはなりません。電力の自由化が進めば、既存の電力会社が倒産に追い込まれる危険性もあります。そうなった時、安心して生活出来る社会になっているでしょうか。


 答えの見つからない事を考えながら散策をしていたわけですが、何の疑いもなく進んでいた道にすっぽり落とし穴が待っている事がない様に祈るしかありません。

2010 .12.09

IMG_1984.jpg ひんやりとした空気が立ち込め、ふと気がつくと水たまりの水が凍っています。まだ積雪前なのに自転車通学に挫けそうになりながらいつもの道を専門校に向かいます。

 今日の専門校は1・2限がエコアクションの講義でした。エコアクションは参加型の講義になることが多いのですが、今日は模擬内部監査でした。エコアクション21取得の審査を再現しようと言う試みです。ところが、資料の多さにまずビックリ。それを短時間で理解し、質疑応答と言うことになりました。懸命に理解しようとするのですが、やはり難しかったです。これでエコアクションの講義は一区切りと言うことになりました。


 今日のお弁当♪


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 午後は起業アイディアについてのディスカッションとなりました。様々な事業が展開される時代ですから新しいアイディアを捻出するのは容易ではありません。ヒントになりそうな情報がいくつか紹介されました。

IMG_1995.jpg 放課後、残った仲間と様々な話題について意見交換しました。この時間がとても大切です。残された時間を如何に過ごすのか、模索ばかりで過ぎて行く時間に焦りを感じつつ、それでもそう言う時間を共に過ごした気心の知れた仲間と笑い話を交えながらの貴重なひとときです。専門校を出る頃、既に暗くなりかけていました。すっかり日が短くなった見慣れた道を自転車で走りました。


IMG_1967.jpg 今日の講義は山形市水道事業部の講話と言う事になっていました。水は生命活動の根源であり、生活と切り離せない問題ですから興味を持っていました。

 山形市を中心に水道料金と収益のグラフ等が紹介されます。予想外だったのは収益のグラフがどんどん下がっています。その原因の一つになっているのが「節水」なのだと言うことでした。専門校でも省エネの一環として節水に関する講義や製品情報等から活動を展開しています。しかし、その活動に因って節水を推進した結果、水道使用量は確実に低下し、水道使用料金が低くなって来た為、収益も下がって来ているわけです。

 そこで問題になるのが水道事業の今後です。上下水道共に敷設・普及が進んでいますが、これまで使用して来た水道管を耐震用の水道管にの更新の必要があります。それがこれからずっと続くことになるわけですが、節水が進んで収益が下がれば水道管更新の為の費用が足りなくなります。公的事業であるとは言え、このままでは独立採算が成り立たないばかりか、これからの水道施設利用に不安の影を落とすことになります。

 水道料金は上げられません。節水は時代の要望です。しかし、設備の老朽化は避けられず、耐震設備の設置も必要です。非常に厳しい状態にあると言うことを知って驚いてしまいました。

 今日のお弁当♪

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 午後は、理事長と排水処理施設の提案書を提出に出かけました。排水処理と言う実態と不快感を感じさせない為のパッケージが一体化して機能することが肝要です。提案書の提出とプレゼンの様子はなかなか同席する機会もない為、とても勉強になりました。資料の作成についてもまだまだ力不足の感は否めません。けれで、プレゼンに同席できたことで資料制作の際にもとても参考になります。これがまた次への活力源に出来そうです。


2010 .11.19

IMG_1382.jpg 五里霧中とはこのことでしょうか。朝の道は霧で真っ白。自転車を走らせているうちに水滴がついて眼鏡も手袋も白くなって行きます。山形では、こんな日は良く晴れると言うジンクスがある様です。霧の中に佇む農業機械がこちらを見て笑っている様です。

IMG_1384.jpg 霧の中を走りながらふと考えました。野菜を食べると言うことは土を食べると言うことなのではないでしょうか。もちろん土をそのまま食べると言うことではありません。肥料の三大栄養素は窒素・リン酸・カリウムだと聞きます。しかしそれだけで良いわけではなく他にも微量元素等様々な栄養素を吸収して育つわけです。生物学の講義を受けていると、植物の体内では太陽光のエネルギーを使って根から吸収した栄養素を化学的に分解・合成して組織を形成しています。つまり土は言うまでもなく植物の身体を作る材料なのです。そう考えれば、痩せた土地では野菜が良く育つことが難しいのも当然です。身体を作る材料のない所で成長出来るわけがありません。それで野菜作りは土作りと言われるのでしょう。無論、植物の身体を作る土壌に農薬で汚染したり化学肥料を撒いて薬漬けの様な野菜を作っては、美味しくないばかりか人間の身体にもいいわけはないのです。

 ビオトープ管理士のテキストには「生物濃縮」と言う問題も取り上げられています。散布された薬剤を吸収した植物を小さな虫が摂取し、その小さな虫を別の虫が補食し、その虫をカエル等が食べます。そのカエルを水鳥等が食べると言う食物連鎖を繰り返しているうちに、薬剤は生体内で徐々に濃縮され最初に散布された薬剤より高濃度になってしまうというものです。何故安易な薬剤散布を避けなくてはならないか。それは土壌汚染とは即ち我が身を汚染することに繋がるからなのです。


 今日の専門校。省エネ照明交換チームは朝早くから外出でした。風邪を引いて体調を崩している人もいましたが、仕事に取り組む気合いが伝わってきます。


 1・2限は省エネ診断でした。

 今日の事例紹介はスーパーマーケットです。スーパーは生鮮食料品を扱っていることもあって冷蔵庫や冷凍庫に電力がかかります。またお客さまが快適にお買い物出来る様な空調の配慮も必要です。もちろん商品をを並べるディスプレイの照明も忘れてはいけません。大きなスーパーになれば、コンピューターで集中管理することもあるとのことでした。ケチケチ運動になりがちだったこれまでの省エネ意識を切り替えて効率良いエネルギー消費に関心を持つべきなのでしょう。

 今日のお弁当。

IMG_1395.jpg

 午後はOJT。

 バイオ農業のチームは今後の方針確認とミーティングをしました。

 ビオトープに関する提案書の素案が理事長より託され、ビオトープチームも本格始動となりそうです。

 排水処理チームは外出して活動でした。

IMG_1409.jpg 午後、朝霧のジンクスは当たった様です。空は晴れ渡り既に夕暮れの色をした西日を感じながら自転車を走らせました。やがて西の山に陽が沈み、東の空には月がぽっかりと浮かんでいました。今日も山形の自然に囲まれて日暮れを迎えられました。幸福な一日のエンディングです。

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