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ふるさとの原風景と言ったらどんな風景が思い浮かぶでしょうか。近年、帰化植物の台頭により圧され気味ですが、少し前ならススキは日本の象徴的存在だった様に思います。車窓から見た夕日に揺れるススキ野原が今も脳裏に焼き付いています。
先日の丹 省一先生の講義でデンマークのエネルギー事情が紹介されていましたが、その時に紹介されていた「バイオマスエネルギー源としてのススキ」に驚かされました。しかもススキは日本から持ち込んだのだとか。身近にあるからこそ見落としてしまいがちな価値をここでも教えられた心持ちです。
近年、ススキ野原が減少した様に感じるのは、セイタカアワダチソウの勢力拡大の為でしょうか。セイタカアワダチソウはその名を知られた帰化植物です。根から分泌されるアレパロシーと言う物質により、他の植物が育つことが出来ない様に駆逐してしまうのだそうです。そしてそれが自己中毒を引き起こし、やがてセイタカアワダチソウも育つ事が出来なくなるのだとか。ここで「アレパロシー」が除草剤にならないだろうかと考えました。するとやはり同様の発想をする人はあるもので、実際に実験まで発表されていることを知りました。除草剤と言うと不自然に植物の枯れたあぜ道を想像してしまうのであまり賛成も出来ないですが、天然素材と言う部分は興味深いです。
セイタカアワダチソウの花粉がぜんそくの原因とされたこともありました。現在では養蜂家の蜂蜜源と言う面もあるそうです。そう言えば、黄色い花にたくさんのミツバチを見かけます。何だかそんな話を知ると帰化植物だからと言って憎めなくなってしまいますね。では、ススキがバイオマスエネルギーの原料になるのですから、セイタカアワダチソウはどうなのだろうと思いましたが、インターネット上でその様な報告は為されていない様です。世の中そんなに旨い話は転がっていません。
そこでセイタカアワダチソウの利用法は他にないのかと思い、調べてみると意外や意外、ヨモギの様なキク科の植物であるセイタカアワダチソウは、ハーブとして薬湯に使えるのだそうです。そしてちゃんと実践している方がいらっしゃるのですから感心します。掘り下げれば、まだまだ利用法が見つかっているかもしれません。
朝、いつもの道を自転車で走っていたら、遠くに工事車両が動くのが見えました。「コンクリートから人へ」というキャッチコピーの下、ダムと併せて高速自動車道の整備も再検討の動きでしたが、どうやら高速自動車道の整備は動いてる様子です。朝早くから動き始めた工事用車両にはどんな指名が与えられているのでしょう。COP10による変化は何をもたらすのでしょう。
今日の専門校。
1限目と2限目は、河合直樹先生によるエコアクションの講義でした。エコアクション21を取得する為の手順を実際に討議してきましたが、少しずつ実績報告が見える様になってきました。しかしながら、企業活動と省エネは背反する部分も多く、削減を目標としていたエネルギー使用量でしたが、仕事量の増加によりむしろ増加してしまうと言う事態も生じます。仕事量の増加は企業にとって歓迎すべきことでありながらエネルギー使用量を抑制しなくてはならないと言うジレンマに遭遇することになります。その現実にどう取り組むべきか討議が進められました。
今日のお弁当♪
午後はOJTの時間となりました。チーム毎に具体的な活動が始まりました。今後の動向を調整しながら意見交換をして成果を残す為の活動と言うことになります。窓の外には大きな虹が出ていました。
帰宅する道すがら西に傾いた太陽から陽射しが放射状に拡散していました。もう何度も見た光景であっても環境に恵まれた地域に暮らしていることを再認識させられます。見慣れた風景の中に可能性を見つけられますか?
ご心配&ご迷惑おかけして申し訳ありません。(^^)
なかなか治らなくて風邪ひき生活もそろそろ飽きました。(笑)