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2024 .04.26
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2011 .02.12

 今日の1限目の生物の講義は、再生医療によって難病を克服する可能性と問題点についてのお話でした。遺伝子についての研究が進み根治が難しいとされる病気が治ると言う希望にはなりますが、解決されていない倫理上の問題もあります。それから講義は環境についてのお話になりました。地球の住人としてどう生きるのか。植物や人間以外の動物等の隣人との関わりについて考えて行かなくてはなりません。それが一年かけて生物について学んだ意味になるのだろうと思います。

 2限目は水処理技術の講義でした。排水処理の重金属をpH調整によって除去する方法の解説でした。水に溶け込んだ重金属をpH調整によって析出させると言う方法です。水処理に関する技術は物理的なものや化学的なものがあり人間にとって水が大切なものであるからこその浄化法が考えられていると感じます。


 今日のお弁当♪

IMG_3341.jpg

 3限目はOJTでした。省エネチームの取り組んでいる問題を解決する方法がないか考えましたが、なかなか難しい様子です。


 講義を終えて仲間にシェアハウスまで送ってもらいました。そして、それぞれの将来について話し合いました。遠くない将来、同じ教室で学んだ仲間も新たな道を進むことになります。出来ることならこの一年で一緒に学んだ経験を活かして新しい問題に取り組みたいのですが、それぞれに想うところもあります。そのことを尊重しつつお互いの幸運を願うばかりです。


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 雪は朝から大降りの様相でした。

 今日の専門校。

 1限目開始前に30分程かけて受講生で雪かきをしました。

 1限目は生物の講義です。今日はクローン技術一躍有名になったクローン羊ドリーを例にクローンについての可能性と問題点についての解説でした。クローンと言ってもジャガイモやソメイヨシノなど植物のクローンは既に普及しており、実は身近なものになってまいす。しかし、動物となると細胞が分化してしまった段階でその細胞の役割は決まってしまう為、植物ほどの自由度はありません。iPS細胞の場合は、一度未分化の状態へ戻すことで目的の器官へ分化させる技術と言うことでした。人類の技術はどこまで進化するのでしょう。


 2限目は水処理技術です。

 前回はRO膜による水処理について学びました。今日はイオン交換樹脂とイオン交換膜についての講義でした。塩化ナトリウムNa+Cl-をイオン交換樹脂で処理すると塩酸H+Cl-になってしまうとは!まるで錬金術か魔法かと思えてしまうような技術です。イオン交換膜は電気を利用することによってNa+Cl-からNa+を取り除くことが出来ます。


今日のお弁当♪

IMG_3128.jpg

 午後はOJTの為、各自の活動になりました。バイオ農業の活動の一環である椎茸栽培ですが、収穫して休眠させるため植物工場へ向かいました。植物工場の椎茸は、前回収穫した残りが大きくなっていました。サイズ、重量共にしっかりしたものになっています。


 青色LEDを照射して栽培した椎茸。

IMG_3132.jpg

 光を当てないで栽培した椎茸。

IMG_3130.jpg

 低温環境で一週間栽培し、地熱利用栽培に切り替えた椎茸。

IMG_3144.jpg

 今日の収穫。

 温泉の社長さんにお願いして乾燥椎茸にしてもらうことになりました。

IMG_3143.jpg

 椎茸栽培は始まったばかり。休眠させた後、水に浸けて覚醒させます。2度目からの発生・収穫率が重要です。菌床はローテーションして環境を変えてみることにしました。観察と記録のスケジュールを立ててデータを取ることになります。

 仲間のSさんにシェアハウスまで送ってもらい、帰宅してから乾燥しなかった小さな椎茸をホットプレートで頂きました。


ガガイモ@シェアハウス


 今日の専門校。

 1限目は生物学の講義です。

 遺伝子やDNA、そしてゲノムと言う言葉は、日常生活の中で折に触れて耳にする機会があります。しかし、それの実態は何なのか。そして、ゲノムの解読が一体何の役に立つのか。それを知る機会はあまりありません。日進月歩の科学技術はヒトゲノムを解読し、実際に役立たせる為に様々な研究と開発が進められています。今やDNAチップと言われる検出技術を駆使することによって遺伝子的にどうなのかと言うことが推測できるようになっています。これで全てが解ってしまうわけではないそうですが、遺伝的にどんな体質をしているのか推測できることで対応を選択できると言うことはすごいことです。


 2限目は水処理技術の講義でした。

 今日はRO膜(逆浸透膜)についての解説でした。

 専門校では、これまでの経験からはなかなか知り得なかったことを学ぶことも多いのですが、逆浸透膜を介在して水と海水を処理する技術は驚くばかりです。これを使えぱ海水を淡水へ変えることが出来るのです。しかし、どんな技術もパーフェクトを求めるのは難しいことなのでしょうか。この技術を利用した場合高濃度の廃液が発生することや耐久年数の問題、経済的な問題等事前に検討することが必要です。不思議だったのは、なぜ淡水が海水へ流れ込んでゆくのかということです。自然現象として紹介されていましたが、そのからくりが不思議だったのです。後で仲間と集まった際、その話をすると、どうやら分子の大きさの問題で、NaClという大きな分子の隙間に小さな分子であるH2Oが入り込む為ではないかと言う結論に至りました。シェアハウスはこんな風に仲間とその日の講義について話し合うことの出来る空間でもあります。


 今日のお弁当♪

IMG_3110.jpg

 午後は液体などを混合する際のミキサーを紹介するDVDを見ました。混ぜると言う行為をいかに均一に安定して実現するかと言うことに様々な仕組みが考えられています。


IMG_3120.jpgIMG_3113.jpg それから教室の椎茸を収穫して試食会になりました。様々な感想が得られましたが、個人的には地熱を利用した椎茸の方が教室のものより肉厚な感じがしました。香りは教室のものが勝っているようですが、それも収穫したのが今日だからと言う新鮮さもあるような気がします。今回は網でさっと焼いただけですが、次回はもう少し工夫してみたいと言うことになりました。一つの実験が回答を見ると、それについての意見や発想も出てきます。百聞は一見に如かず…実行することが一歩前に出る為の力になるでしょう。採りたての椎茸は生が美味しかったです♪
 

 放課後、仲間にシェアハウスまで送ってもらったのですが、そこに他の仲間も二人合流して、今日の講義の復習や四方山話に花を咲かせました。


 専門校仲間と一緒に新しい雪下ろし器具の紹介動画を作ってみました。


 滑落式雪下ろし器 楽ちゃん 実証試験


 厳寒期を迎え、雪と格闘する日々をお送りの方の一助になれば幸いです。

ガガイモ@シェアハウス
2011 .01.15

 今日の専門校。

 1限目は生物学の講義です。

 DNAに関わるテクノロジーを解説を聞くと、これまで漠然としていた情報が少しずつ整理されて行きます。生物は想像以上に理路整然としていて物理や化学等の学問によって解説できるようになっていました。生物学は生命を知ろうとして生命を見失ってしまわないだろうかと言う漠然とした疑問が浮かんでは消えます。細胞レベルでも分子レベルでも「生きたい」と言う意志を見つける事は出来ません。そんな感情論の入り込む余地を見出せない程、整々粛々と機能しているのです。


 2限目は水処理技術の講義でした。

 ろ過処理の種類と特性の紹介でした。砂ろ過・MF膜ろ過・UF膜ろ過と処理したい対象の大きさや重さによってその手法を選択する必要があります。驚くべきは、それだけのろ過を可能にする製品が開発されているということです。もちろん、どれだけ素晴らしい製品であっても性能を理解し適正な使用をしなくては、能力を充分に引き出す事は難しいでしょう。


 今日のお弁当♪

IMG_2825.jpg

 3限目はOJTでした。

IMG_2829.jpg それぞれのチームに分かれての活動です。今日は排水処理チームに同行して畜産農家の排水処理を見学しました。雪の降り続く中、豚舎のある現場へ向かい、到着するとまずは着替えです。白装束に身を包み排水処理施設に到着すると、曝気の為に使用している管を引き上げる所から始まりました。排水処理の大変さは少しずつ伝えられていたものの、百聞は一見に如かずと言った印象で正に格闘している感じです。深さ5mある処理槽は排水処理する為に曝気するわけですが、処理槽の上面はドロドロになっています。泡立ってオーバーフローしているのでしょうか。初めてだったので事情が飲み込めずにいたのですが、引き上げられた器具はエルボーの部分から先が折れてしまっていました。説明を聞くと曝気の為に送られた空気が浮力になって長い先端が浮き上がろうとしてしまいエルボー部分に負荷がかかって折れてしまうのだとか。泡立っていた原因は、器具が破損していた事が原因かもしれません。BOD濃度が高くなり微生物相が変化して粘性物質を生成する事がある様です。そうしている間にも雪はしんしんと降り続いていました。臭いもそれなりに強いのですが、雪と寒さのお陰でいくらか緩和されているとの事でした。


2010 .12.12

 朝方、強い風の音で目が覚めました。

 専門校へ出かける為に自転車を走らせていたら雨が降り出しました。小雨だったので、そのまま走ろうかと思いましたが、行く手が霞んで雨が強くなる様子だったので諦めて雨具を着込んで走りました。西の空に淡い虹が姿を見せています。寒河江川に三度虹がかかると麓にも雪が降る。そんな言い伝えを聞いたことがあります。今朝の虹は何度目だったのでしょう。

 結局それから雨は上がり雨具を着込んだのは無駄になってしまい、汗だくになって専門校に着きました。既にバイオ農業チームが中心になって植物工場の準備に出かけていました。

 1限目。生物の講義は細胞分裂の際の遺伝子のお話です。前回から引き続き生殖細胞で展開される減数分裂とその際に行われるDNAの交換の様子は神秘的と言わざるを得ません。昨日宇宙の始まり「特異点」以前の世界は科学者にも解らないと言う話でしたが、直接命令されているわけでもないDNAが自発的に精緻な作業をこなす様子は感心するばかりです。

 2限目は水処理の講義です。講義の内容は、たまたま先日スローフードの講義で勉強した天日干しによる天然塩にも関わる紫外線殺菌について学びました。紫外線情報が出される程、近年は紫外線への関心が高まっています。しかし、紫外線の一体何が問題なのかを追求する機会はなかなかありません。紫外線とは10〜400nmの波長の光であり、中でも254nmの波長が最も強力なのだそうです。それは、DNAが吸収しやすい260nmに近似していることが原因とされます。紫外線が雑菌の細胞を破壊することによって殺菌効果となるわけです。続いてAOP(促進酸化法)による殺菌、活性炭による吸着へと講義が進みました。


 今日のお弁当♪

IMG_2047.jpg

 午後はOJTで各々の活動に移りました。

 急遽書類の作成をすることになったのですが、予想外のボリュームだったとは言え、ちょっと時間がかかり過ぎたかな…と、終わってみればそう思うのです。すっかり暗くなった道を自転車で走りながら眺める山形の夜景はなかなかきれいです。

 もうすぐクリスマスですね。


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