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朝、出かけようと思ったら雨が降っていました。今日は山形県環境技術専門校の閉講式でした。早いもので一年間の専門校生活も終わりを告げることとなりました。東日本大震災の影響もあり、会場は学び舎となった専門校の教室です。閉講式は午後からでしたが、午前中に開講式がありました。写真を撮るべく開講式に合わせて登校です。
時間になると、第二期生になる30名が緊張した面持ちで開講式に臨みました。新しい受講生を迎え、講師の先生方の表情にも意気込みが感じられます。その様子は、1年前のことを思い出させました。この一年で第一期生が得たものは何だったでしょう。今すぐに結論を出せる受講生はいないかも知れません。しかし、やはり1年前とは何かが違います。そのひとつが仲間なのかも知れません。理事長の挨拶には、時代を反映し東日本大震災を踏まえた専門校のカリキュラムの展望についてお話がありました。これから各々が道を模索しながら知識と仲間を得る一年が始まることになるのです。
午後になって閉講式となりました。まだまだ学ぶべきことのある環境のことは生涯学習であると理事長はお話しされました。ひとりひとりに手渡された修了証はどんな意味を持つでしょう。明日からのことが決まっている人もいない人も期待と不安と満足感のような感覚をを抱いたのではないでしょうか。考えてみれば、受講生の仲間に会えるのが登校する楽しみであった様な気がします。そうなるまで時間はかかりました。けれど、それも今となっては思い出です。講師の先生方との歓談の時間もありました。振り返れば、そういう機会はこれまでにもあった様な気がしますが、今日まで敢えてそういう時間を持たなかった様な気もします。
卒業の記念品としてこのブログ「やまかん日記 特別編」が配付されました。非公式ブログとして書き綴って来た「やまかん日記」が記念の品として受講生の思い出をつなぎ止めることが出来るとすれば、それは望外の喜びです。それだけでもこの一年が無駄ではなかった様な気さえします。それも山形県環境技術専門校があったからこそであり、そこで出会った仲間がいたからこそです。
自分にしか出来ないことを見つけてコツコツと続けること。ともすれば、それが無意味に思えることもあるかも知れません。しかし、このブログがそうであったように楽しみにしてくれる方がいて、理解者がいてくれることによって一人の力より大きな力となるのです。第二期生がこれから一年をどんな風に過ごすのかと想いを馳せる時、ただ、専門校のカリキュラムをこなすことだけに終始するのではなく、何か小さなことでいいので自分で続けられることを他に見つけることをお勧めします。それが今しか出来ないことならなお意味深いかも知れません。少なくても不安や焦燥感や絶望感を共有出来る仲間は専門校にできたことになります。そのことに気がついたら、後は、その仲間と夢や希望や達成感を共有すれば良いのです。一人で出来ないことは相談して可能性を模索してみるのもいいでしょう。冗談やバカ話の中にも多くのヒントが隠されていて、それまで途方もないと思えていたことに新たな可能性が見つかることもあるでしょう。第一期生はそうして時を過ごしたのです。ひとりで抱え込まず、お互いが問題を共有出来る関係を構築することが、人生観さえ変えて行くこともあるでしょう。第一期生が成し得なかったこと数多くあります。最初から成功することを考えないで、とにかく挑戦して失敗を繰り返すこともきっと財産になります。
新しい公共。新しい恊働にどう取り組むのか。それは第一期生のこれからの課題になります。今日と言う日は、終わりではなく新たなる旅立ちの日なのです。
今日で記事数が丁度240になる様です。先のことはまだ未定ですが、受講生ならではの視点だからこそ書けたのかもしれないと思います。今後は環境に関することを中心に自由な立場で発想することが出来れば、また少しずつ書けるかも知れません。毎日通って来た専門校なのでしばらくこの受講生感覚が続くとは思います。そもそも毎日の様に見ていた仲間の顔が見られないと言う現実がまだよく理解できていません。
各々の人生を繋ぐ新しい恊働に繋がればと思います。
なお、しばらく前から「やまかん倶楽部」と言うサイトを準備しています。このサイトが実質的に動くことになるかどうかは今後の活動次第です。先のことは全て未定ですので参加のご希望、アイディア等ございましたら試行錯誤しつつじっくり練って行ければと思います。
今日まで当ブログ「やまかん日記」におつきあい頂きありがとうございました。本日を以って「やまかん日記 第一巻」を終幕とさせて頂きます。