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間違った知識のまま続けている事に気がつく事ありますか?子供の頃から夏みかんの皮を砂糖で煮たお菓子を母が作ってくれていました。ピールって言うんですね。山形では蜜柑が穫れないので、愛知県に住む妹が庭で出来た物を送ってくれると皮をとっておいて後でお菓子にします。一昨年の夏蜜柑の皮が冷凍してあったので水に浸けて解凍していました。ついでにアク抜きも兼ねていました。それでそろそろと思い細く刻んだのですが、やり方を忘れている事に気がつきました。う〜ん???どうだっけ?早速インターネットで検索したら皮の外側はアクと苦味があるので削って剥くのだと書いてあります。しかも、熱湯で3回もアク抜きをするのだとか。やり方を忘れたとは言え、そんなに丁寧にやった憶えはありません。しかも、苦味が美味しいと思っていたので尚更困惑です。既に細切りしてしまっていますから、今さら皮を剥くのは至難の業なので、灰汁抜きの為に熱湯で煮る事にしました。来年、また忘れているような気がします。
さて、今日は天候も良かったので、ひとりで植物工場実験室へ自転車を走らせる事にしました。仲間にはこの冬の間、すっかり負担をかけてしまっていますから、少しくらい頑張らなくちゃです。途中、乱川に差し掛かると河川敷の木々を伐採して積んでいました。昨年からやっているようですが、公共の仕事には見えなかったのでちょっと気になりました。
到着したらまず場所を提供して頂いている温泉の方に挨拶して植物工場実験室に向かいます。開けてビックリ。二十日大根のプランターに一面の白カビ???慌ててリーダーのKくんに電話して報告するとどうやら有機肥料で湿度が高いと発生するらしく、大きな問題はない模様なので一安心しました。まるでドライアイスの煙のような光景に慌ててしまいました。ふと気がつくとファンの電源がOFFになっていました。てっきり椎茸の方の電源だと思い込んでいたのですが、それはファンの電源だったため、白カビもその影響かもしれません。ただ、湿度が低いとアドバイスされていたためペットボトルで加湿装置を設置していたのですが、その工夫空しく湿度は40%程度。気温を上げる事を目的にした工夫が仇になっている様です。敢えてばら播きをしたレタスは順調のようですが、要観察といった印象です。それから浸水していた椎茸を引き揚げました。ビニールをとって試しに引っくり返して設置してみました。あまりにアクロバティックなやり方なのでビックリして出て来てくれないかと期待しています。先日水揚げした菌床ブロックは変化が見られないので青色LEDの照射を再開しました。
作業を一通り終えて温泉の方に立ち寄り、社長さんとお話しました。他愛もない事から難しい事までいろいろです。溶存酸素などという話が出て面食らってしまいました。専門校の講義で勉強していたにも関わらず、どうやらまだまだ浅かった様です。かれこれ4時間程して帰路に就きました。
帰宅途中、書店に立ち寄ってキノコの本等を物色。キノコも好気呼吸で、菌床栽培の場合は、環境を適正に整える事が重要…と。なるほどおっしゃる通りと実感します。太陽光によるガガイモの栽培やLEDによる野菜の栽培を観察して植物がどんな条件を欲しているのかぼんやり理解できて来たような感覚がありますが、椎茸に関してはまだです。書籍は多数あっても体験として実感出来なければ無意味なのでしょう。それは教科書だけで勉強しても全く意味を持たない外国語の学習に似ているかも知れません。