[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
少しだけ暖かい日。歩道には高く積み上げられた雪の山。迎えに来てもらって植物工場に向かいました。昨日浸水した椎茸を水から揚げて2回目の発生を開始します。昨日残してあった椎茸の収穫もあるので二人で手分けして作業を進めます。
まずは植物の記録と写真撮影してデータの記録。それから椎茸の収穫です。1本だけ大きくして最大サイズを計測しようかと思いましたが、収穫のタイミングを考慮すると全部収穫して休眠させた方が良さそうです。続いて浸水中の椎茸菌床ブロックを水から引き揚げました。2回目の発生が順調に出来れば、少しずつ収穫へのリズムも出来そうです。
午後からはガイアシンフォニーと言う映画の鑑賞でした。環境ビデオ的な作品かと思ったらそうではなく、人と地球の関わり、自然や大地、生命との向き合い方と言ったインタビュー形式の作品でした。真摯に生きる登場人物達の姿勢は、環境について学ぶ立場にあって取り組み方は間違っていないかと問いただされているような気がしました。既に7作品を数えると言う作品だけにファンも多い様子でホテル内に用意された客席は満員状態でした。龍村監督の舞台挨拶がありましたが、とても朗らかでお話のお好きな方で、会場は何度も笑いに包まれました。
さて、以前に熱と音について関心があると言うお話を書きましたが、実は既にいくつもの研究機関が取り組んでいる事が解りました。熱を音に変換すると言う夢のような装置です。19世紀にレイケ管と言う実験装置が発明されたそうですが、基本構造は至って簡単で自作も可能との事です。変換効率と装置に要する素材をどうするか等、解決しなくてはならない問題はいくつもあるかと想像しますが、冷却システムの他エンジンへの利用模型まである様です。石油依存の社会からの脱却を図る為に古のテクノロジーに脚光が当たる事は人類史上において有意義な事ではないでしょうか。熱音響に関する研究過程では新たな発見もあるようです。楽しみであり重要な分野に成長して行くかもしれません。
そこにないものは、ないのではなく見えていないだけかも知れません。