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「がんばれ日本」とか「経済を回さなくては」と言う声があちこちから聞かれます。それを頭から否定するつもりもありませんが、日本は頑張った結果54基もの原発を必要としてしまったと言うことを忘れてはならないでしょう。元気の源は電気だったわけです。エネルギー全体の30%もの発電を原発に頼って来たことを見失ってはならないのです。
今は傷ついた身体と心を休めることを優先すべきではないかと思います。
亡くなった父は頑張る人でした。病の床に就いて尚も頑張る人でした。ある時、薄暗い病室でカッと目を見開き「帰るぞ!」と言いました。身体にはチューブが繋がったままです。手を取ったまま首を横に降ると父は観念したかの様にまた床に就いたのでした。
日本はまだどの程度の傷なのか解っていないのではないでしょうか。傷が癒えない内に頑張れば、治らないばかりか悪化する可能性すらあります。この地震と放射能が直接的・間接的にもたらす影響について精査すべきです。今はまだ各国から同情をしてもらっているようですが、農産物は輸出が出来なくなり、観光客は激減し、旅館も経営できなくなり、マンションが売れ残り、漁業も経営危機に陥るでしょう…これだけ大きなダメージが既に顕在化しているわけです。逆鎖国だと言う言葉も見られます。
数年前、リーマンショックで大量の失業者が出ました。そういう事態に対応できていない日本社会は混乱し、多くの自殺者の問題も取沙汰されました。ところが今は、国際社会において日本が失業しようとしているのです。或いはもう失業してしまっているのでしょうか。大量の失業者に対し、日本社会は頑張れと言いました。努力が足りないのだと言いました。その言葉を今、日本と言う国が浴びることになります。数百件の面接や試験を受けても仕事が見つからない人がいます。そういう人に対して日本社会はどう対応して来たでしょうか。
頑張るなとは言いません。しかし、身の程を知るべきです。国として生き延びる最低限のことをするべきです。結局みんな出来ることをするしかないと思っています。その通りです。ただ新しい日本を構築する為の入り口を探さなくてはなりません。虎視眈々と…時には息を殺して時期を見計らうのです。
今日は山形市に用向きがあったので、例によって自転車を走らせました。道路沿いの畑に梅の花が咲いていました。橋に差し掛かってちょっと休憩です。何の効果か解りませんが、春の川の水は色がエメラルド色に見えます。アオサギでしょうか。丁度小魚を捕まえて食べていました。 途中、スポーツセンターに寄って雪室のその語の状態を確認しました。雪室のある山形市総合スポーツセンターに着くと炊き出しの人たちが後始末を始めようとしていました。自転車を雪室の傍に停めて中を確認します。目視ではまだ9割程度の雪が残っている様です。
外気温13度 外気湿度39%
雪室内気温4度 雪室内湿度75%
山形市には、仕事の件で打ち合わせに行ったのですが、ちょっと当てが外れた感じでスゴスゴと帰宅の途に就きました。
帰り道のついでにまた雪室に立ち寄ると何と西日が当たっています。雪室を設置した時は太陽の角度が低かったからか建物の北側に設置したこともあって問題ない様な気がしていました。しかし、今は建物の西側から陽射しが当たってしまうのです。
外気温13度 外気湿度34%
雪室内気温8度 雪室内湿度53%
外気のデータに大きな差はみられませんが、雪室内の温度が上がり湿度が下がっている様です。
雪室の雪が急激に融けることはまだなさそうですが、陽射しが当たれば温度上昇は免れないと言う所でしょうか。
夕陽がとてもきれいでした…と、何事もなかったかの様にやまかん日記を書いていたりします。(笑)