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ガソリンの給油が間に合って来て、ガソリンスタンドにもほとんど行列はなくスムーズな様子です。走っている車にもゆとりが戻って来た様に見えます。
今日もボランティア活動に出かけました。山形市総合スポーツセンターでは避難されていた方の中から自宅に戻られる方も少なからずいるということで1,000人を超えていた避難者の方が650人程度まで少なくなっているとのです。正面玄関の掲示板には県営住宅等の入居に関する案内が貼り出されていました。壁には応援メッセージも貼り出されています。避難生活は楽であろうはずもないのですが、別の場所の掲示板にはスタッフやボランティアを気遣う内容の掲示も見られました。
今日の炊き出しはキノコと野菜のお味噌汁でした。これまでは1,000人分を確保する為に複数のチームが組んで提供していました。専門校の使っている大鍋で約500人分が出来ます。食べない人もありますからいくらか残る事になる様です。薪を割る人、火を起こす人、食材をカットする人、調味する人、運ぶ人…配膳と滞りなく進んで行きます。ボランティアも3月いっぱいで一区切りとなる様です。
炊き出しが終わる頃、NPO活動に関する資料が配付されました。
シェアハウスに用があったので、ボランティアが終わってから出かける事にしました。山形市中心部を自転車で走っていると震災の日の事を思い出します。二週間を過ぎて今では何事もなかったかの様に見える街の様子に違和感を覚えました。シェアハウスに寄って用件を済ませた後、ついでだと思って専門校に向かいました。
受講生は既に帰宅した後でしたが、事務局に寄って挨拶をして帰る事にしました。帰り道は、この一年自転車で通った道です。雨にも負けず、風にも負けず…雪には負けましたが、可能な限り自転車で通った道です。見慣れた景色がいつか忘却の彼方に消えて行くのかと思うと日常の儚さを感じてしまいます。