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思い返せば、山形県環境技術専門校に学ぶ様になった頃「菜の花プロジェクト」の紹介がありました。チェルノブイリの原発事故後、土壌の回復を意図して取り組まれているプロジェクトです。菜の花は、土壌中の放射能を吸着する働きがあるとかで、収穫後に菜の花からは油を採取しBDFとして燃料化し、残さは管理区域で放射能の半減期まで保管すると言うものです。
そして、どういうわけか最近も原発関連のDVDを視聴していました。東日本大震災が起きることを予見出来るはずもなく、偶然かと思われます。DVDは六ヶ所村の再処理施設のある地域を紹介していましたが、風評被害で苦労している方もあれば、収入に繋がるので仕方がないとする人もいます。
今回の震災に因る原発事故は誰が得をしているのでしょう。計画停電が煩わしいと言う声も聞こえます。しかし、潤沢な電気を必要としたからこそ全国に54基もの原発を許してしまったのです。日本はまた世界一にならなくてはならないのです。それは科学技術ではなく環境技術です。自然エネルギーの有効利用。環境の保全。日本は大きく遅れをとっています。無論、そこに科学的知識が必要である事は言うまでもありません。電気・ガス・石油…そして水が全てストップする等と言う事は想定されていません。しかし、原発事故によって水さえも脅かされかねないのです。もう二度とこんなことがあってはいけない。そして、破壊された環境を修復する活動を一刻も早く始めなくてはならないでしょう。