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朝から強い雨が断続的に降り続く中、バイオ農業チームが現場に集結しました。メンバーの中には、建築の専門家もいます。
材料は経費を抑える為に養鶏の実証試験で使ったものを再利用したりしていますが、配管についてはメンバーが手配した新品の銅管が用意されました。
設置場所は養魚場に利用されていた水槽なので、底に傾斜があります。
まずは手分けして材料の搬入から開始です。そして親方が木材のカットし、指示を仰ぎながらの組み立てです。お昼過ぎになって形が出来上がってきました。
今日のお昼ご飯は肉そばです♪
午後からの作業は水平出しをしたり断熱材のカットなど、作業は徐々に専門的になり熱を帯びます。とりまとめをするリーダーに親方に現場経験豊富なメンバーが中心になって作業は進められました。やがて辺りは暗くなりましたが、それでも作業は続きます。深夜になってやっと切りがついたと最後まで頑張ったメンバーの一人から連絡がありました。明日は配管の作業になる様です。専門校での残された期間を思えば、のんびりしている訳にも行かないのですが、OJTとしての作業の流れはとても勉強になります。ひとりの夢が仲間の協力で実現化して行く行程を目の当たりにするのは、ひとりでは実現不可能だった夢をこの仲間と一緒なら実現出来るかもしれないと言う可能性の片鱗を感じさせてくれるものなのでした。
手際がいいとか悪いとか、そういうレベルの話ではないのです。夢を砕かれ、行き詰まり、場合によっては生活そのものを維持することすら難しい現実をくぐり抜けて、立ち止まってしまった歩みを一歩また一歩と前に進める為には、未来をイメージすることが出来ること、夢が形になって行くことを実感することが何よりも大切なのではないかと思います。出来上がりつつある植物工場の実験室が稼働する様子を思い浮かべて久しぶりに…本当に久しぶりに胸が高鳴る想いがしました。
一緒に学んでいる仲間に感謝。
こういう機会を与えてくれた専門校に感謝なのです。