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ラジオでシェアハウスの話題を紹介していました。シニア世帯とシングル世帯が同居する為の活動だそうです。
現在、専門校で利用している寮はシェアハウスとしての役割を担っています。以前は省エネチームが利用していましたが、現在の入居者は2名。遠方から通うのは大変だと言うことで利用させていただいています。もともと居酒屋として使われていたと言う経緯かある為、ライフラインは通っているのですが、いかんせん利用者が少ない。それは即ち利用頻度が低くなると言うデメリットがあります。家と言うものは使わないと悪くなるらしく、ぽつぽつと不都合な事態が発生します。
今日は朝から晴れたり雪が降ったりと天候がクルクル変化する日でした。先日寮に泊まった際、とても寒かったので毛布を買って行こうと思い天童市内を歩き回りました。ホームセンターやスーパー内の衣料品コーナー等を廻って、最終的に大衆の味方、格安衣料品店に廻りました。するとB格品という格安毛布を発見!ありがたい限りです。あとは数百円で枕を購入しました。灯油の配達を頼んであったので、今日は天童にいなくてはならないのですが、朝の満員電車に毛布と枕を抱えて乗り込むのは甚だ迷惑なので、荷物だけ寮に置いてくる事にして電車に乗りました。車窓を流れる風景は一面の雪景色です。今日、天童市内を歩いていて思ったのですが、雪を愛でる公園があっても良いのではないでしょうか。それほど雪が描く光と影の曲線は美しいと思うのです。瞬く間に過ぎる光景を眺めながら山形駅に到着。そそくさとシェアハウスに向かって一息つきました。電車の時刻表を見たら、トンボ返りすれば帰りの電車に間に合いそうです。落ち着く間もなく駅に向かいホームで待っているとアナウンスが流れました。
「電車の到着が遅れており、ご迷惑をおかけします。」
何と20分も遅延している様です。ホームには学生が溢れ返っていました。となりに並んでいた女子高生が何やらひとりごとを言っています。そのうち再びアナウンス。何と、さらに10分以上遅れる様です。さっきの女子高生がまたひとりごとを言っています。
「到着が50分で〜。今が42分で〜。あと何分だろう?1・2・3…8分か!」おもむろに携帯電話を取り出し電話し始めました。
「ママ〜?えっとね〜、電車が50分になるんだってぇ〜。」
だからどうと言う事ではないのですが、ホームはそんな事があちこちで起きていた事でしょう。当然ながら乗客は増える一方です。満員電車は確定です。
急いでいないのだから出直そうと思い、払い戻しをしてもらいました。一瞬、このままシェアハウスの方へ泊まれば良いと思いました。幸い明日の講義の資料もノートも持って来てあります。しかし…灯油の配達がある事を思い出しました。玄関先に出しっぱなしは不安です。しばらく前に近所で車に火のついた雑巾を投げた人がいると言うことで警察官が廻って来た事があります。仕方なく駅ビルの書店等で時間を潰し、満員電車をやり過ごしてから次の電車に乗りました。案の定、特に混雑する事もなく天童に到着しました。玄関先には無事灯油が入ったポリタンクと明細書が置いてありました。
生まれも育ちも感性も違う者同士が一定の生活空間を共有するわけですから、何をどう共有して行くかがポイントになるかも知れません。それをひとつずつ解決して行く事が専門校で学んだ事の実践編でもあるのかも知れないと思うのです。取り敢えず、現在の大きな課題は暖房です。ファンヒーターを購入するのが一番の早道なのですが、他に手はないものかと思案しています。
シェアハウスは海外では珍しくない様ですが、検索してみたら日本でも既に多くの人が活動している様です。そんな中、山形では東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科に発足した「山形R不動産リミテッド」で物件の調査活動が実践されている様です。
そして、旧三沢旅館を活用したミサワクラスという試みです。
何だか、とても良い教材を提供されたような気がしてきました。(笑)
「シェア(共有)」と言う言葉に囚われていましたが、それだけじゃ面白くないのかも知れません。如何に楽しめるかを考えて行く事にしたいと思います。