[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
春の兆しでしょうか。雪混じりの雨が降っていました。
今日はゆっくりしようと思っていたので、洗濯等しながら昼頃までMacの前に座っていました。衛星画像を確認すると雨も上がりそうだったので、午後から所用を済ませる為に外出。まだ少し雨がパラついている様でした。歩道の雪も随分解けています。自転車で走るのも楽になりました。
専門校生活ももうすぐ1年になり、終了を迎えます…いや、落第しなければですが。先日の芸工大でのサステナブル国際会議の内容は、この1年学んで来た事を重ねて見る事によって立体的なイメージを出来そうな気がしましたが、町に出てみると、変わらない日常が淡々と流れています。社会は変わらなくてはならない局面を迎えているのに何も変わる様子は見えません。むしろそれが永続的なものであればどれほど幸せな事でしょう。世界が滅亡するシナリオは現実になってしまうのか、或いは笑い話や狂言の類なのか。環境問題を取り上げる話にはいささか過剰と思われる表現もあるために逆効果となってはいないでしょうか。
IEAが認めた2006年ピークオイル説が本当であれば、変わらなくてはならないのは間違いないのです。むしろそれは随分以前から伝えられていた事です。1970年代のオイルショックの騒動は象徴的な出来事と伝えられていますが、石油への依存は当時より確実に大きいと考えられますから、真剣な取り組みが求められます。中国やインド等の人口増加と経済発展の影響を考えれば、石油原料が調達できなくなる日は早まる危険性もあります。だからと言って一般庶民はどうすれば良いのか。その答えが見つからないのが現実です。
自転車を利用する様になってもうすぐ1年になります。想像していたより快適な場合もあれば、想像以上に過酷な場面もあります。気象条件等の条件が良ければ、半径20kmはカバー出来ると思いつつ動きが限定される事は否めません。現代の社会システムで石油が手に入らなくなる事は致命的と言えるでしょう。
そんなことを考えながら走る町はまだ風が冷たいのでした。