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今日は休講日。天童の自宅に戻っています。雪が落ち着いたようなので自転車を出して市内を走りました。歩道はまだ雪が残っている所も多く、解けかかっている事もあって自転車で走る事はほぼ不可能です。一本裏道に入ると車道も雪がたっぷり残っています。時に転びそうになりつつ書店へ向かいました。特に用があるわけではありませんが、言ってみれば猫がテリトリーを確認するようなものです。こうして新しい発想が生まれるのを刺激していると言う事もあります。省エネチームが苦労している仕事を自動化できないかとパソコン関連の書籍を眺めます。専門校生の仲間にはプログラムを得意とする人も何人かいます。任せてしまえばいいと言われてしまうかも知れませんが、プログラムにはいくつもの手法があります。それぞれが卒業に向けて飛び立つ準備をしている時に仕事を任せきりにしてしまう事に抵抗もあります。なので、出来る範囲で出来る事をと考えているのです。もちろん専門家ではない素人が考える事なので何もしない方がましなのかも知れません。案の定、手を出せそうな情報は見つかりませんでした。代わりに太陽建築の講義をしていただいている井山先生のお名前を発見しました。自然エネルギー利用に関するパッシブ建築の本でした。
それから例によってホームセンターに向かいます。すると道端でガガイモの袋果を見つけました。もう完全に開いて種を飛ばしてしまったものもありますが、まだ大切に種を抱えたままの袋果もあります。こうして時間差をつけて種を飛ばす事により環境への対応を図っているかの様です。教室で栽培を試みたガガイモの種は、発芽したり枯れた利を繰り返しています。教室でも何かしらの時間差をつけて全滅するのを免れている様なのです。ホームセンターに着いて店内を歩き回ってアイディアが落ちていないか探索します。最近のテーマは「ないものがある」です。とかく何かのカテゴリやビジネスモデル等を想定してビジネスになるかどうかを考えてしまいがちです。椎茸栽培もそうでした。経済システムの中で既に存在する椎茸のビジネスモデルと比較して採算が合うか合わないかと言う議論に終始してしまいます。それは「あるものに沿う」に過ぎなくて、「ないものがある」ではないのです。もちろんそれが間違っているわけではなく、新しいものが全て当たるわけではないので、やり方によっては上手く行くのかもしれません。けれど、少なくてもあるものに沿っているだけですから、後発である事に違いはありません。真似と言われても仕方のない事です。それでは「ないもの」は、どうやって見つければ良いのでしょう。そんなことを考えながらホームセンターを出てスーパーに立ち寄りました。そこで遭遇したのが「蕾菜」と言う野菜です。ネットで調べたら福岡産の新種の野菜だそうです。どこか「タラの芽」にも似た様子です。新種と書きましたが、2008年に初出荷している様ですから知らなかっただけかも知れません。いずれにしてもどんな味なのか試してみたい気はします。そして、これまでなかったものがどこまで伸びるのでしょう。