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今年もたくさんの雪が降りました。そして積もりました。雪下ろしや雪かきの大変さを考えると雪の季節の前は毎年少し憂鬱になったりするのですが、真っ白に雪化粧した野や山を目の当たりにすると、雪国に暮らしている幸せを感じる事があります。今はこの雪の有効な利用法が確立していないため、邪魔者扱いされることも多いわけですが、もし雪の有効利用や価値が認められる事があれば、あっと言う間に産油国のような事になるのではないかと…ないかな。(笑)
雪国山形に暮らしていながら、これまで雪下ろしをする機会がありませんでした。先日、ちょっとお手伝いをしましたが、屋根には上がらず、落とした雪の片づけに終始したのでした。けれど、今日は上山市で雪下ろしの新兵器の実証試験と言う事で写真を撮影するため屋根に上がる事になりました。
感想から先に言えば、恐かったです(汗)だからと言って指をくわえて見ているわけにも行かないので、梯子を伝って何とか2階の屋根まで上がりました。高台にある家だったので眺めは最高です。しかし、今にも足下が滑って落下するのではないかと思うと足はすくみ、腰は引け、身体は硬直します。そんな様子を知ってか知らずか専門校の仲間は、屋根の上は慣れた様子で初めての雪下ろし新兵器を操り始めます。使用感を確かめながらコツを掴もうとしている様です。毎年…いや、雪の季節は毎日の様に雪に親しんでいるわけですから、雪の性格は良く知っています。間もなくコツを掴んだ様子でした。使用前は強度やサイズなどに不安要素もあったのですが、意外と使いやすかった様です。ただ、固くしまった雪には歯が立たないと言う事で、一通りの作業後に従来のスコップ等の道具を使って雪下ろしとなりました。
一汗かいて昼食をご馳走になりました。専門校の仲間3人とご家族と息子さん、そして息子さんのお友達も一緒になってにぎやかなひとときとなりました。
山形駅まで送ってもらい、電車に乗ろうとしたら、何と雪の為にダイヤが乱れていました。乗るはずだった時刻の電車は運休。次の電車まで1時間以上あります。貼り出されている案内には、大石田で車両の1/3程度まで雪が積もった様子の写真が貼り出されていました。仕方なく買い物をしてからシェアハウスへ戻り、時間を見計らって改めて駅に向かいます。やって来た電車は、どうやらいつもより車両の編成が短い様子。待っていた乗客がなだれ込む様に電車に乗り込みます。しばらく待ってやっと発車。こういうことにも慣れ始めた昨今ですが、何か雪の有効利用が出来ないものかと思案する日々です。