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朝から雨。雪を覚悟していたので若干拍子抜けしました。出かける為の装備をどうするか考えます。結果、雨なのでと言うことで長靴とカッパを着用しました。格好悪いなんて言ってられません。
専門校に到着すると、ガガイモの芽をチェック。昨日よりひとまわり大きくなった印象です。成長が早いのでしょうか。インターネットで調べていたらガガイモの根は1年で10mにもなるらしいです。アルカロイドを含む有毒な部位なのですが、多年草であることを考えると、この有毒部位が有効部位である葉や袋果、そして袋果の中の種髪や種を生産する根源です。つまり有毒部位である根は、見方を変えれば宝の様な価値を持つことになります。
今日の1限目は荒井理事長の講義でした。OJTで聞けないこともあるので貴重な時間です。話題はこれまでの講義内容を踏襲しつつ、この1年間の専門校生活をどう活かすかと言うお話しになりました。職業訓練校と言う性質上、就職することが第一なのですが、現実問題として就職が難しいからこそ専門校で学んでいるわけです。そこで、幸福とは何だろうと考えてみます。財産をたくさん持っていることか、勝ち組になることか、それとも…そこで理事長はこう続けました。
「それは夢や目標を自分の中に見つけることだ」と。
それで思い出したことがあります。山形県村山市にある生涯学習施設の樽石大学の松田学長さんは常々おっしゃっているのです。
「する事がある 行く処がある 友達や仲間が居る」と。
今は専門校と言う「行く処」があり、そこに「友達や仲間が居る」のです。足りないのは「する事」なのですが、それこそが荒井理事長のお話にある「夢や目標」なのかもしれません。あと3ヶ月程で仕事が決まらなければ、また全てを失う事になります。その事をみんなが胸にしまったまま、目の前にある「やるべき事」に向き合っています。
2〜3限目はOJTでした。省エネチームは別室で書類作成でしょうか。排水処理チームは上山方面へ出かけた様です。バイオ農業チームはミーティングや現場へ出向いて電気工事等と取り組みます。最近、実験続きの様子のBDFチームから画像が託されましたので掲載します。バージョンアップした蒸留装置だそうです。BDFは湿式の場合、不純物が残ります。そこでその不純物を取り除く方法を模索しているのですが、高度な試みを手作りで頑張っています。
今日のお弁当♪
午後、バイオ農業チームの植物工場実験棟での新企画「椎茸栽培」について調べていたら、特許庁のサイトで公開されている情報に興味深いものを見つけました。それは、「椎茸の子実体の成長には光が必須である」と言うものです。しかも、その光は波長が470nmの青い光が活性化させるとのこと。何と、現在取り組んでいる植物工場実験の施設にぴったりです。椎茸の生育には15〜20度程度の気温が良いとされていますから、これまた条件がぴったりです。早速準備に入る事になりました。
昼過ぎに雨は雪に変わり、帰宅する時間には細かい雪が降り注いでいました。風もあるので横から吹き付ける場所もあります。それでもどこかホッとしていました。雨が降るとカッパを着ても濡れてしまうのですが、雪ならばちょっと叩けば落ちてくれるからです。セーフティーグラスが曇るのは困りますが、汗をかきかき走っているので、滑らない様に走れば、雨の日より楽かも知れません…甘いかな?