[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
朝から冷たい雨模様。雨合羽に身を包んで走る自転車はまるで蒸し風呂の様です。
今日の専門校。
1限目は荒井理事長の講義でした。
紅葉をテーマにした内容で、緑の葉が赤く色づき黄色になって枯れ葉になるまでのしくみの解説がありました。葉にはそもそも緑色のクロロフィルと黄色のカロチノイドを持っているそうです。ところが、植物が葉を落とす準備に入ると光合成によってクロロフィルで生成されたブドウ糖が茎の方に運ばれなくなります。そして夜の間に合成されてアントシアニンに変化するのだとか。やがてクロロフィルが分解されるとこのアントシアニンが葉を赤く見せるのだそうです。では、赤くなる直前の葉は甘いんでしょうか???(笑)
やがて枯れ葉は地上に落ちて長い時間を費やして腐葉土になり、微生物やミミズ等の生き物達がふかふかの土壌を作ることになります。野菜を栽培する時、この腐葉土がとても良いのだそうです。落葉の季節ですから公園では次々に枯れ葉が落ちては積もります。しかし、この落ち葉は清掃させて焼却処分されてしまいます。資源を燃やしてしまっているわけです。
2限目は久しぶりに武内先生の太陽光発電の講義でした。
今日は太陽光発電の連系の為に電力会社に提出する必要のある書類の解説でした。少しずつ簡略化されつつあると言うものの、手続きには注意点もあり契約の際には慎重に検討する必要がありそうです。
今日のお弁当♪
3限目はスローフードの講義でした。
山形では具体的にどんな農業生産物があるかと言うことで、今日は果物の紹介でした。筆頭はサクランボですが、フルーツの多くは海外との繋がりがあり山形の気候とマッチングしたからこそ栽培が可能になっていると言う印象を受けました。また大切なのは、品種改良と遺伝子組み換えの違いを理解すると言うことです。長く親しまれ食物として認識されていたのにある時突然有毒成分が見つかるキノコ等もあります。遺伝子組み換えで強引に作り出してしまった品種の安全性を確認することは容易なことではありません。
帰宅する頃、雨が上がり始めていました。赤く色づいたガガイモも雨に濡れていました。