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朝、奥羽山脈からの日の出の陽射しの中を自転車で走っていると、通りかかった川面から水蒸気が立ち上り、幻想的な風景を描き出していました。山形県に住んでいると、まるで絵の中で暮らしている様な光景に出会うことが時々あります。これが山形で暮らす醍醐味の一つです。
今日の専門校。
一限目は荒井理事長によるOJTの活動の解説から始まりました。省エネチームは、デマンドコントローラーの制御と使用電力の監視がずっと続いています。社会情勢とBDFの関係や水処理チームの活動状況、バイオ農業チームの方向性…。それぞれのチームが取り組んでいることを把握するのは大変な仕事です。しかも必要に応じて適切な指示が必要となります。今後の専門校の方向性の解説があり、それから各自のOJTへと移行しました。
BDFチームは、BDFの蒸留実験をしていた様です。前回はカリンで試験していましたが、今回は実際にBDFを使ったと言うことでした。しかし、相手は水と油です。思う様な効果が出なかった様で、次の方法を試すことにした様です。
バイオ農業チームは、明日からの植物工場実験の為の調整をしました。
省エネ診断チームは、報告書の作成や省エネ製品の取扱に関するミーティングをしていた様です。
水処理チームは外出して活動となった様です。
ビオトープの提案書は理事長に提出して修正をお願いしました。
今日のお弁当♪
午後も引き続きOJTでした。
ペットボトルに播いた種はまだ出ない様です。トトロのダンスをしなくちゃダメみたいです。(^^)
帰宅する道沿いのススキの穂は乾燥してフワフワになっています。ガガイモの種も羽化の時期を迎え、次々に飛び立っています。
ガガイモ…多年草でありながら、綿毛を使って種を飛ばし旺盛に繁殖します。それは古事記が書かれた古代日本の時代より繰り返されて来た生命の営みです。古来より日本人の身近にありながら、その生命力故に敬遠されて来た側面があります。
人は、巨大なエネルギーを手にする時、その力の大きさを制御することが求められます。原子力発電が問題とされるのは、そのエネルギーの巨大さを人類がまだ御し得ていないことからだと言えるでしょう。ガガイモの生命力と言うエネルギーは、1000年を越える時を得て尚、活用できていないのです。ガガイモの活用法を思案する時、その巨大な生命エネルギーに想いを馳せます。もしかしたらこれから1000年の時をかけてもまだ手にすることが出来ないのでしょうか。
生物多様性が注目される様になりました。それでもまだたくさんの種類の生物が絶滅して行きます。小さな舟の形をしたガガイモがあと1000年生きながらえることが出来れば、そしてその1000年をかけて生命力と言う巨大なエネルギーの秘密を知ることができれば、過ぎた時間に意味が見つかるかも知れません。