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二日ぶりに外出しようと玄関を出たら吹き寄せられた落ち葉の中にカメムシが潜り込もうとしていました。空は晴れ渡り、街路樹の葉も随分落ちた様子です。
遠く山々に視線を移すと白い粉を振り掛けたような雪化粧です。
明日はまた専門校まで自転車を走らせなくてはならないので鈍りかけた身体を暖気運転させるつもりでゆっくりとペダルを踏み込みます。
山形県は都会に比べれば娯楽施設が少ないかも知れませんが、楽しみ方次第だと思っています。例えば、書店とかホームセンターは大型化し、眺めて歩くだけでも想像力が掻き立てられます。ここが大事です。出来上がった娯楽を受け身で楽しむのではなく、想像力で能動的に楽しむ事で可能性が∞大に広がるわけです。今日はホームセンターに足を運んでみました。
専門校までの約16kmの道を自転車で通って半年。いよいよ雪の季節を迎えようとしています。せっかく半年頑張ったので、このままどこまで頑張れるか試したいと思うのですが、雪路の自転車走行は初体験です。装備をどうするべきか模索しているのが現状です。自転車向けのスタッドレスタイヤとかスパイクタイヤが販売されているので、交換するつもりではいましたが、某ホームセンターでは交換手数料込みで一万円超と言われていました。ところが今日立ち寄ったホームセンターでは、交換手数料が無料になっていてスタッドレスタイヤ代だけで5,000円程でした。何でも限定二組だけ仕入れて残っているのは一組だけとのこと。手持ちがなかったので取り敢えず商品を押さえてもらうことにしました。スタッドレスタイヤはゴムが柔らかいので雪のない道では磨耗が激しいため、交換するタイミングも難しいのです。しかし何と言っても店員さんがとても親切でした。他の自転車店で不愉快な想いを繰り返して来たので本当にありがたかったです。これで雪路を自転車で走るのが楽しみになりました。
車を降りて自転車に乗る機会が増えれば、それだけでCO2の削減に繋がると思います。ところが、この数年で立ち寄った自転車店は、なかなか気持ちの良い対応がしてもらえなかったと言うのが正直な感想です。自動車産業に比べて自転車産業は成長産業とは言えないからなのか、サービス面での改善が期待される所です。言ってみれば、環境ビジネスの老舗としての一翼を担っているのですから。
最近、電動バイクに興味があります。電動バイク+太陽光パネルという組み合わせが熟成されて行けば、給油所に立ち寄らずにどこまでも走れることになります。これは画期的です。自動車よりも重量も軽いわけですから、実用化に手が届きそうな気がします。自転車店は、電動アシスト自転車を扱っていたり、バイク店と兼ねていたりするわけですし、既に基本構造のノウハウも持っているわけですから、これからの成長産業としていい位置にいるのかもしれません。自転車の空気チェックと軽くブレーキの点検をしてもらえたのでとても気持ち良かったです。いくつかの店舗の中でも優良店として記憶することになるでしょう。
それからしばらくホームセンター内を歩きました。観賞魚コーナーで水槽の中を覗いていたら「ヌマエビ」が目に止まりました。このヌマエビ、いるところにはいるもので、金魚用の餌を入れた瓶を沈めておくだけでかなりの数のヌマエビが獲れることもあります。たまたま場所と時期が良かったのかも知れませんが、そんなことがあったので水槽に入れて売ると言うことに少しばかり違和感を覚えます。でも、水槽の中で動き回る様子は童心に帰るというか少年の心を思い出す様な気にさせてくれます。
山形県西川町に川雑魚(かわざっこ)水族館と言う施設があります。もともとお土産店だったわけですが、店内を一新して川魚やカエル等の生き物を水槽に入れて飼育展示しています。子供の頃は馴染みだったはずの生き物達が今も生き続けていることにどこか安堵するのです。
ホームセンターでそんなことを考えながら歩いていたら、ふと「ホームセンター風の環境ショップ」を開いたらどんな感じだろうと思いました。ホームセンターは「住まいと生活」がテーマです。でも「環境と暮らし」と言うテーマだと少し違った角度の商品を扱うことになるでしょう。もっとも現在のホームセンターは取扱商品が多岐に渡っているため、多くの部分で競合することは目に見えていますね。(^^)