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2025 .07.01
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IMG_2530.jpg ゴミ出しの日だったので、朝、外に出ると近所の公園は朝霧と朝日で金色に輝いていました。ちょっと体調が良くないので静養するつもりでいましたが、何処か痛いと言うわけでもないので食後に近所を散歩する事にしました。

 陽が昇ると屋根の雪解けが雨垂れになってあちこちから水音が聞こえてきます。通りかかった公園は、夏に噴水で子供達が遊びます。雪の積もった公園は足跡だけが続いて人影はありませんでした。


 インドではタマネギが高騰しているとか。ローンを組む程の事態になっているらしいので笑い事で済まないかも知れません。

IMG_2531.jpg 雑草扱いの代表格であるひょう干しが売られていました。日本に暮らしていると世界的食糧不足を身近に感じる事はあまりありませんが、今夏、野菜の価格が高騰した事は記憶に新しいのではないでしょうか。山形は雪の季節が長いため、冬の為の保存食として野草や山菜を乾燥させる文化が根付いたのではないかと思います。また春になれば、冬の間の栄養不足を補うかの様に苦味の強い山菜を好んで摂取します。都会と比べれば道端にたくさんの野草が自生しているのですから意図的に排除しなければ食糧には事欠かないのかも知れません。日本の食糧自給率に野草はカウントされているのでしょうか?(笑)最近、時々思うのです。雑草と言うと何だか無用で無駄なものの集合の様な響きがありますが、実はまだその実力が評価されていないだけではないかと言う事です。雑草とは即ち生物多様性そのものであって、たくさんの個性が入り乱れている状態です。しかも、評価の基準は人間にとって直接的に役立つかどうかだけで判断されます。生物多様性は、それぞれが影響し合って生態系を構築しているわけですから、直接的に関わりがないからと言って無用なものと切り捨てるのは正しくないのです。例えば畑を作る時、雑草すら生えない土地にいきなり野菜を植えた場合、果たして期待する成果は得られるでしょうか。そんなことを考えながら山形の豊かな雑草文化に想いを巡らせたのでした。


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