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今日の専門校。
1限目は生物学の講義です。
DNAに関わるテクノロジーを解説を聞くと、これまで漠然としていた情報が少しずつ整理されて行きます。生物は想像以上に理路整然としていて物理や化学等の学問によって解説できるようになっていました。生物学は生命を知ろうとして生命を見失ってしまわないだろうかと言う漠然とした疑問が浮かんでは消えます。細胞レベルでも分子レベルでも「生きたい」と言う意志を見つける事は出来ません。そんな感情論の入り込む余地を見出せない程、整々粛々と機能しているのです。
2限目は水処理技術の講義でした。
ろ過処理の種類と特性の紹介でした。砂ろ過・MF膜ろ過・UF膜ろ過と処理したい対象の大きさや重さによってその手法を選択する必要があります。驚くべきは、それだけのろ過を可能にする製品が開発されているということです。もちろん、どれだけ素晴らしい製品であっても性能を理解し適正な使用をしなくては、能力を充分に引き出す事は難しいでしょう。
今日のお弁当♪
3限目はOJTでした。
それぞれのチームに分かれての活動です。今日は排水処理チームに同行して畜産農家の排水処理を見学しました。雪の降り続く中、豚舎のある現場へ向かい、到着するとまずは着替えです。白装束に身を包み排水処理施設に到着すると、曝気の為に使用している管を引き上げる所から始まりました。排水処理の大変さは少しずつ伝えられていたものの、百聞は一見に如かずと言った印象で正に格闘している感じです。深さ5mある処理槽は排水処理する為に曝気するわけですが、処理槽の上面はドロドロになっています。泡立ってオーバーフローしているのでしょうか。初めてだったので事情が飲み込めずにいたのですが、引き上げられた器具はエルボーの部分から先が折れてしまっていました。説明を聞くと曝気の為に送られた空気が浮力になって長い先端が浮き上がろうとしてしまいエルボー部分に負荷がかかって折れてしまうのだとか。泡立っていた原因は、器具が破損していた事が原因かもしれません。BOD濃度が高くなり微生物相が変化して粘性物質を生成する事がある様です。そうしている間にも雪はしんしんと降り続いていました。臭いもそれなりに強いのですが、雪と寒さのお陰でいくらか緩和されているとの事でした。