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猛暑の夏を過ぎ、実りの秋を迎えています。すっかり日も短くなって町にも紅葉が下りて来た様です。そして訓練校生活も正念場を迎えます。
今日の訓練校。
昨日に引き続き、生物学と水処理の講義でした。
1限目は生物学です。生命の神秘の核心に迫る遺伝子についての講義でした。テレビ番組等でも特集されることもあり、ある程度の知識があるつもりでいても、改めてその仕組みを知るとその複雑さと巧妙な仕掛けに圧倒されてしまいます。進化は意図や意志により実現されるのではなく、多様化した生命の中から淘汰された末に残った種が進化を成し遂げた種として遺される訳です。それはダーウィンの進化論でも知られる所ではありますが、時折、それだけでは説明できない様な意志を感じてしまうことがあります。皮肉なことに遺伝子を形成するからくりにそんな意志を感じてしまいます。随分前に作家の竹内久美子さんの著作を何冊か読みました。生物学的なことを身近な話題に置き換えて大胆な発想を展開するところが面白いのですが、その中で「利己的な遺伝子」という言葉が紹介されていた様です。改めて調べてみるとリチャード・ドーキンス氏の著作から得た着想と言うことの様です。 「私たちは遺伝子を運ぶ船に過ぎない。」
要約するとそんな感じでしょうか。たぶん遺伝子の決定した法則に反して行動することは出来ない様になっているのでしょう。逆に言えば、遺伝子が決めていないことについてはあたかも自由であるかの様に行動することが可能です。遺伝子を作ることそのものも遺伝子が決めているかと思うともう頭の中は無限ループに陥ります。
2限目は水処理の講義でした。
水処理の講義もまた少し深みに入ると理解するのに努力を要します。ORP(Oxdation Reduction Potential)とは、即ち酸化還元電位のことを言います。この時点で既に頭の中は「?」でいっぱいです。(笑)電位とは、単位電化当たりの電気的位置エネルギーを言うそうなのです。理解に苦しんでいるのを見て取るかの様に図解や例題を駆使して解説をしていただきました。基礎的なことは繰り返し向き合うことによって少しずつ理解が深まるそうです。
今日のお弁当♪
3限目も水処理の講義ですが、排水処理に関する内容でした。流入する汚水を処理する為に浄水施設では活性汚泥と呼ばれる微生物を投入します。そして曝気することによって酸素を供給し微生物の活動を促します。しかし、ここで流入する汚水の状態によってはバルキング(膨化)と呼ばれる状態になるのだそうです。このバルキングとは、微生物の集まりとなっているフロックに糸状細菌が関与して沈むことが出来なくなってしまう為に汚水処理が進まなくなってしまう状態だそうです。肉眼では見えない世界で思っている出来事をコントロールしなくてはならない難しさが垣間見えます。
さて、訓練校生活も残り半年となって何にどう取り組むべきか思案しています。もう時間は限られています。その中で一体何が出来るでしょう。
サツマイモみたいな色になってきましたね。(^^)
コメントありがとうございます。
芋ではないのに「ガガイモ」と呼ばれる理由が
やっと納得出来る様な気がします。
時々虫に喰われてダメになってしまう袋果も見かけますが、
これから徐々に乾燥して羽毛の様な美しい綿毛を飛ばす様になるのが楽しみです。
パソコンは面白くなって来たらシメタものですね(^^)
今日はバイオ農業チームでOJTでした。