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朝は小雨模様。そして強い風が吹きました。訓練校の近くの自動販売機にアマガエルを見つけました。ジュースが飲みたくなったのでしょうか?
今日の訓練校。
1限から2限は生物学。そして引き続き排水処理技術の講義でした。難解ながら日常的な世界観を引っくり返す程の内容を含んでいるため、何とか理解しようと取り組んでいます。
生物学は、光合成から窒素同化と窒素固定についての講義でした。植物の生命活動を支える循環の一部です。分子式にもいくらか目が慣れて来た感じはありますが、それでもなかなかに難解です。ただ、生命活動が如何にすごいことをやってのけているのかは解る気がしています。植物も動物も地球とともに進化した歴史と関わり合いの上で成立しています。そのことを改めて認識することができます。
続いて水処理の講義は排水処理に関する内容でした。生活の中で毎日出されるゴミ、そして排水は現代社会においては重要な課題となっています。ゴミ処理に関しては分別の推進活動等により意識されることが多くなりましたが、排水処理に関しては日常生活の中で意識に上ることがあまりないのではないでしょうか。しかし、排出された水は様々な要素を含んだまま処理場へ流入することになります。そこで活躍することになるのが微生物です。その種類は何と244種類!フロックと呼ばれる綿状の集団を作り、ゼリー状の分泌物で浮遊物を吸着して餌とします。目に見えない程微細な生物が水を浄化して行く仕組みを知ることが出来ました。
今日のお弁当♪
数年前からメダカを飼っています。ホームセンターで飼ったヒメダカですが、最初は5匹だったのにいきなり100匹にまで殖えたかと思ったら徐々に数を減らして20匹程度で落ち着きました。水は、湧き水を汲んで来て与えていましたが、今年になってそれができなくなったので水道水を汲み置きして水の交換をしていたのです。ところが、ヒメダカは次々と死んで個体数が減り始めついに1匹になってしまいました。水のせいだけとは思いませんが、その原因を知る為にも、適正な水質を考える意味でも水処理の講義は興味深いのです。
訓練校へ通う途中、不快な臭いのする川があります。自然豊かな山形には似つかわしくない臭いです。「きれいな川を返して」と言う看板が立てられたその川では、どう言う訳か釣り人をよく見かけます。鴨の姿も見られます。その川を渡る度に水質について考えさせられるのです。
帰宅する道すがら、懐かしい植物が見られました。それはオナモミです。子供の頃、衣服にくっつけて遊んだことがあるのではないでしょうか。考えてみるとこの植物も実に面白い形をしています。子供の頃に面白がったり不思議がったりしたことも、いつの間にかその原因も結果も知らないままに当たり前のこととなり、知ってるつもりで生活に飲まれて行きます。でも、実は知っていることは極一部で、当たり前だと思うことによって感動もときめきも忘れたまま毎日が過ぎているのかも知れません。
それにしても一度憶えてしまうと次々に見えてくるから不思議です。
自然豊かな山形のことですから、路傍の植物をまじまじと眺めることはなかなかありませんが、秘めた力を自慢するでもなく雑草扱いされながらたくましく生きる姿は尊敬に値します。
そんな生き方をしたいものです。