[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日の講義は山形市水道事業部の講話と言う事になっていました。水は生命活動の根源であり、生活と切り離せない問題ですから興味を持っていました。
山形市を中心に水道料金と収益のグラフ等が紹介されます。予想外だったのは収益のグラフがどんどん下がっています。その原因の一つになっているのが「節水」なのだと言うことでした。専門校でも省エネの一環として節水に関する講義や製品情報等から活動を展開しています。しかし、その活動に因って節水を推進した結果、水道使用量は確実に低下し、水道使用料金が低くなって来た為、収益も下がって来ているわけです。
そこで問題になるのが水道事業の今後です。上下水道共に敷設・普及が進んでいますが、これまで使用して来た水道管を耐震用の水道管にの更新の必要があります。それがこれからずっと続くことになるわけですが、節水が進んで収益が下がれば水道管更新の為の費用が足りなくなります。公的事業であるとは言え、このままでは独立採算が成り立たないばかりか、これからの水道施設利用に不安の影を落とすことになります。
水道料金は上げられません。節水は時代の要望です。しかし、設備の老朽化は避けられず、耐震設備の設置も必要です。非常に厳しい状態にあると言うことを知って驚いてしまいました。
午後は、理事長と排水処理施設の提案書を提出に出かけました。排水処理と言う実態と不快感を感じさせない為のパッケージが一体化して機能することが肝要です。提案書の提出とプレゼンの様子はなかなか同席する機会もない為、とても勉強になりました。資料の作成についてもまだまだ力不足の感は否めません。けれで、プレゼンに同席できたことで資料制作の際にもとても参考になります。これがまた次への活力源に出来そうです。