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今日は休講日です。予約してあった自転車用のスノータイヤに換装するため、ホームセンターに出かけました。朝から冷え込んでいたので、そろそろ積雪が近いと思ったのです。近所の河原では鴨達が集まって来てくつろいでいました。鴨の写真を撮っていたら近所のおばあちゃんらしき人がやって来て「寒くないんだかねぇ?」と言いました。何でも散歩中に鴨の様子を観察するのが楽しみなんだそうです。
それから所用を済ませながらホームセンターへ到着、冷え込んだ風の中を走って行ったのでホッと一息つきました。自転車の担当者にタイヤの件を話すと1時間程でできると言うことだったので、その間店内を見て歩くことにしました。環境関連商品はないかと思いながら歩いてみました。改めて探してみると意外とないものです。太陽光パネルを利用した照明器具はありましたが、デザインが無骨と言うかお洒落感が足りません。オシャレなら良いと言うことではないのですが、購買意欲を刺激されなくては、せっかくの実力が活かせないではないかと思うのです。そんなことを考えながら店内を2〜3度回っていたら自転車のタイヤ交換が完了したとのことでした。
それから100円ショップへ向かいました。そして、またも店内をぐるぐる回っていて目に止まったのは、エアー枕です。長距離の移動の際、シートにもたれたまま休める様に、或いは旅先に持参する為の枕と言うことですが、これは環境に優しい商品ではないでしょうか。もちろん空気が抜けてしまっては意味がないので、ゴムや石油製品等が使用されていることは想定できますが、中は空っぽなわけです。容積あたりの素材使用率が極端に少ないのではないでしょうか。そう言う意味では、自転車のタイヤも中身は空気。もちろん車のタイヤだってそうです。気がつかない所で環境に良い製品を利用していることになります。
風力発電は言うまでもなく大気圧の変動による風を利用しているわけです。大気を利用した場合の利点としては、利用する前後で減衰も劣化もないと言うことです。太陽光の場合は、エネルギーを熱なり電気なりに転換する必要があり、利用する前後ではエネルギーの変換があり、変換のある所では損失があります。
変換のない状態でエネルギーを利用することで効率良いエネルギーの利用が可能になり、それはエネルギー利用の際の省エネと言うことになるかも知れません。
現代のエネルギー事情では、手法に関わらず一旦「電気」と言う通貨に変換させる必要があります。太陽光発電でも風力発電でも水力発電でも原子力発電であっても必ず「電気」に変換させなくては流通させることが出来ません。つまり、損失がつきものと言うことです。
その点、エアー枕やタイヤ等の大気の利用は変換の必要がないため損失がほとんどありません。
太陽光の利用も電気に変換して損失させてから利用するのではなく、外光を直接利用することの方がより環境に良いとことは言うまでありません。テクノロジーに酔って本筋を見誤らない様にすることが大切でしょう。
帰宅する頃、アラレの様な小さな氷の粒が降ってきました。