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気にするなと言われても放射線ともなれば敏感になるのが人情と言うものでしょう。今日は臨時休講でしたが、省エネチームの仲間が車に乗り合わせて専門校へ行くと言うので自転車で出かける事にしました。直前まで迷って空模様を眺めていたらどうも雪が上がったようでした。春の雪は水分を多く含んで軟らかく融けかかったかき氷のようです。昨日から放射線量が気になっていました。ラジオで報じられる放射線対策は、福島第一原発近くの方に向けたものなのですが、隣県である事には間違いないので風向き次第では…と考えてしまいます。ここしばらく毎日の様に雲の動きをチェックしています。それは自転車で専門校に向かう為に天候をチェックしていたのです。雲の動きは概ね西から東へ吹いていて台風でも来なければ、大きく変化する事は少ない気がします。けれど、大気には層があり、それぞれ違った動きをしたり朝と夕でも違う場合もあります。山形県で発表した放射線量のデータをチェックしていたので、ほとんど影響がないと認識していても、ラジオで報じられた放射線対策…雨に濡れない様にする事・外出の際は固く絞った濡れタオルをマスクにして…という言葉が浮かんでは消えます。今日はマスクもしていないですし、雪もいくらか降っています。 …と、後ろから追い越しをかけて来た車が路上の融けかかった雪を追い越し様に跳ね上げて行きました。わざとかと思う程ゆっくりご丁寧に跳ね上げるのでジーンズはずぶ濡れです。カッパを着なかった事を後悔しましたが後の祭り、こうなるともう放射線なんかかまっていられません。その後も同じような目に遭いながら何とか専門校へ辿り着きました。既に3人の仲間は必要な作業に取りかかっています。乗り合いで来たので作業が終わらないと全員帰れないのだとか。雪は強くなり始めていました。
事務局の人が来て「自転車で来たの?」と驚いています。電車は止まっているし、貴重な燃料を使って来ている人がいるのですから「自転車だから行けません」なんて言えません。「ご飯食べた?」と聞かれたので「みそ汁飲んできました」と答えると、仲間の一人が持参したおにぎりのひとつを分けてくれました。塩加減ばっちりのとてもおいしいおにぎりでした。仲間が握ったと思うからなお美味しいのかも知れませんね。
その間にも雪はどんどん強くなりました。こうなると自転車は全く不利です。仲間の元気な顔を見たので早々に帰宅する事にしました。
帰宅する途中、道路の改修工事らしき作業の人や川の中で工事用機械を操作する姿が見られました。こんな時に???不思議に思いながら帰宅しました。
インターネットで放射線量をチェックすると昨夜通常時より高い数値が計測されていて唖然となってしまいました。無論、安全レベルで健康に害を及ぼす物ではない様ですし低下しつつあるようでした。でも今日は自転車で走りながら随分たくさんの雪が口に入ったような気がします。
普段、放射線量なんて気にした事がなかったのですが、自然界にも放射線があるのです。雨の時は高い数値が計測され、雪が積もると大地からの放射線が抑えられるのだそうです。
しかし、原子炉の熱を抑える為に自衛隊のヘリで放水する作戦は中止になった様です。その理由は明らかになっていませんが、上空の放射線量が高かったのではないかと言われています。ドイツでは7基の原子炉を停止するそうです。文字通り震源地になってしまった日本は、これ以上の原子炉を停止する事が出来るのでしょうか。エネルギー政策は転換出来るでしょうか。