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夏を惜しむように蝉が遠慮がちに鳴いていました。でも、陽射しはまだまだ元気ですね。
今日は、久しぶりに関山まで走ってみました。自転車で片道約16kmの行程です。自転車で走るようになって改めて感じるのは、道路整備は飽くまでも自動車が優先であって歩行者や自転車はその次なんだと言うことです。急に細くなったり路肩を走らなくてはならなくなったりの連続です。国道48号線は大型車の往来も多い為、通行には注意が必要です。
途中「畑の茶屋」さんで休憩させて頂きました。以前から時々お邪魔していましたが、コーヒーが100円、アイスコーヒーが150円と言う価格設定なので休憩させて頂く時には大変助かります。高速道路の無料化による地域への影響等の話しをさせて頂きながら店内を拝見すると、知る人ぞ知る「おとぎり草茶」や「えごま油」など店長さんのお眼鏡にかなった商品が並べられています。先日から「水」を話題にしていましたが、何と「新潟県魚沼産」のお水が販売されていました。最近では箱買いしていく人もあるそうです。新潟県魚沼産と言えば「コシヒカリ」が有名ですね。お近くを通りかかった際は是非ご利用下さい。
言うまでもなく山形も清水や湧水はあちこちに散在し、地元の方に愛され利用されています。昔は「どっこん水」とか「どんこん水」と言って水が湧き出ている場所が多数あったと聞きます。そう言う場所を地図上にプロットしてみました。
より大きな地図で 山形天然資源 を表示
先日、天童の箱清水と呼ばれる湧水が整備されていました。以前はもっと水量が多く、「あらいまんま」または「あろえまま」と言って、ご飯を冷たい水で冷やして食べたりしていたそうです。箱清水は乱川扇状地にあり、水量が少なくなったのは奥羽山脈のブナ林が少なくなった為ではないかと言われることもある様です。山形は、そう言う豊かな自然の資源があっても有効に活用できていないと言うのが実情なのかも知れません。
さて、じりじりと強くなる陽射しを浴びながら国道48号線を上って関山ドライブインへ辿り着くと残念ながら滝の下流にある橋は工事中でした。それで、今まで行ったことのない上流側へ下りてみました。すると夫婦連れの先客がいたので少し話をすると以前は旦那さんがその場所で釣りをしていたのだそうです。ヤマメがたくさんいて良く釣れたのだとのことですが、コンクリートの護岸工事の後、釣れなくなってしまったとのことでした。現場を知る釣り人ならではの実感でしょう。
帰り道の途中、猿が車にはねられていました。豊かな自然と共存することは、簡単なことではないようです。