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時折、思い出した様に余震があり、思い出した様に雪が降ります。
今朝もまた雪でした。この時期の雪は雨混じりだったりするので、自転車で走るにしても防寒具で走るのか雨具を着込むのか思案のしどころになります。空模様を見て雨具を着込んで自転車を走らせると間もなく汗がにじみます。
今日も炊き出しのボランティアです。避難所では様々なことに取り組まれていて避難生活の中にも日常を形成する努力が為されています。送られた支援物資の中の衣類等が集められ、サイズに合わせて選べる様になっていたり、子供達が退屈しない様に本が読める様になっていたり、運動する事が出来る様な取り組みも見られます。また中高生が静かに勉強することが出来る為のスペースや健康相談、或いはインターネットで情報収集ができるようなコーナーもあります。山形市総合スポーツセンターは相当大きな敷地面積を持ち巨大な建物ですが、こう言ったシェアハウスの様な利用方法はモデルとして考えても面白いのではないかと思います。毎朝、玄関ロビーではボランティアの受付が行われているようです。
子供達は順応性が高いのか、元気に遊び回っている様子を見かける事もありますが、これから先の事を考えなくてはならない立場の大人はそういうわけにも行きません。まだ直接話を聞く機会もありませんが、良い落ち着き先を見つけられる様祈るしかありません。
理事長の発案で献立は魚のあら汁になりました。避難されて来た方々が福島の海沿いの方が多いと見越した上での発想です。少しばかりハードルが高いですよね。(笑)そうは言っても、炊き出しのボランティアも分担が出来つつあり、暗黙の内に率先して火を起こす人、具材をカットする人、洗い物や運搬…配膳、それから裏方に徹する人とお昼に間に合う様に調理が進んで行きます。そしてお昼5分程前に配膳の準備が出来ました。魚のいい香りが漂っています。500人分相当のスープなのですが、避難の方の数が以前より少なくなっているようです。毎回足りなくなるかと心配になるのですが、今日も少し残ってしまった様です。夜の分に回してもらう段取りをして片づけに入りました。
長期化して慣れてくると少しずつ気の弛みも出てきます。それを如何に引き締めて行くのかと言う事も重要ではないかと思います。ネット上では、過去の横柄なボランティアの態度を指摘する記述も見られます。我が身はどうなのかと言う事も含めて考えて行かなくてはならないでしょう。ただ、元々ボランティア団体ではないのでその意識を共有する事は難しいと感じる事もあります。遅かれ早かれ、自立して再起して行かなくてはならないわけですから、今、わずかに気を休めるひとときが平安である事を願って止みません。
帰り道…また雪が降ってきました。
ちょっと頑張り過ぎたのか自宅に帰って腰痛が…。(苦笑)大した仕事をしていないので偉そうな事は言えませんが、以前に無理して痛めているので加減が難しいのです。あらあら。