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稲刈りが最盛期です。朝、黄金色に波打っていた稲穂が、午後にはすっかり刈り取られていたりします。そんな中、休耕田で落ち穂拾いの様な姿を見かけることがあります。もちろん休耕田ですから落ち穂がある訳はなく、放置された状態の草原同然です。よく見ると何かを捕まえている様子でした。
そう。どうやらイナゴを捕まえている様です。減農薬とか無農薬のお陰なのか、田圃や畑でイナゴの姿を見かけることは珍しくありません。稲刈りした後には隣の休耕田にイナゴが逃げ込んでいると言うからくりでしょうか。イナゴ狩りと言うよりは何だか漁をしているみたいです。
さて、今日は山形大学の学長を務められた仙道富士郎先生の特別講義でした。院内感染をテーマに抗生物質が細菌を進化させてしまう経緯を解りやすく解説して頂きました。細菌と人間との闘いとも追いかけっことも見て取れる構図に決着をつける見通しが立たない現実があり、抗生物質に対して強力な耐性を持ってしまった細菌に治療の目的等を理由に免疫力を低下させている患者さんが感染してしまった場合、最も避けるべき事態を招くことになってしまいます。
数年前、鳥インフルエンザが騒がれた時、山形でも鳥と人間との距離が遠くなりました。それまで時間をかけて餌付けされた白鳥や鴨は、餌を与えてくれない人間に用はないので遠くから様子を見るばかりになってしまいました。野生動物との間には一定の距離があって然るべきかも知れませんが、何度も鳥のヒナを拾ってしまった経験からか、鳥と人間の間には意思の疎通が可能なように感じているのです。それは何も特別なことではなく、普段犬や猫と意思の疎通を図ることと何ら違いはないでしょう。ところが、そこにインフルエンザウイルスと言うリスクが介在すれば、やはり仕方のないことなのでしょうか。今年は口蹄疫が騒がれました。そしてたくさんの家畜が殺処分されたと聞いています。そのことに多くの人が疑問を感じたのではないでしょうか。何か良い解決方法はないものでしょうか。
午後の自主活動は、昨日の活動内容のまとめとその他の活動の確認程度で切り上げました。帰宅する道はすぐに薄暗くなってしまいました。日没が早くなりましたね。