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朝、前日の残りのカレーでカレーうどんにしようかと思い水道の蛇口をひねったら、「ジャジャッ!」と出て来たのは何とシャーベットの様に凍った水でした。初めての事にしばし呆然。(笑)気を取り直してカレーうどんを食べて専門校へ向かいました。
今日の専門校。
1・2限目は、農業に関する事義でした。講義は六次化法から始まりました。産業の分類には1次・2次・3次とありますが、これらを複合的な産業として新ビジネスにしていこうと言う動きだそうです。当然ながらそれぞれの産業に精通する専門家は必要になるでしょう。しかし、それらを繋ぐ立場の人、もしくは組織が必要となるわけです。
続いて講義は、えのき茸の廃菌床の話題になりました。廃菌床を焼却する事によって得られる灰が、水稲の生育に有効と言う事で研究されているそうです。問題になるのは、廃菌床の含水率です。焼却するには含水率を下げる必要があるのだそうです。
他にも積雪地対応型の牧柵のアイディア等、新ビジネスの可能性はたくさんあるということでした。新ビジネスや起業のヒントはおそらく身の周りにたくさんあって、その事に気がつけるかどうかが問題なのでしょう。子供の頃から受け止める事ばかりを強要され、その中に幸福感ややりがいを見つけて来た現代人は、自らが空想・妄想・発想と言った脳内活動が苦手なのではないかと思う事があります。そして、思いついた事を出力する事にも慣れていません。どうすれば、想いを他の人に伝える事が出来るのか。そこを超えなければアイディアの山に埋もれていることに気がつかない事になるのかもしれません。
今日のお弁当♪
3限目は、山形県東置賜郡川西町のNPO法人きらりよしじまネットワークの高橋さんが講師です。講義の内容は、とても90分では語り尽くせない内容がぎっしり詰まっていました。地域との密接な繋がりを持ち、再建を図って行く様子は、まるで建国を思わせます。ひとつひとつのイベントや仕組みに意図がありストーリーがあります。よくもここまでの組織を構築したものだと感心するばかりです。大切なのは、ひとりひとりがやりがいを見出し強制される事なく自発的に参加し存在意義を見出して行くと言う事でしょう。実に多くの含蓄と示唆に富んだ講義でした。
帰宅しようと駅までの道を歩いていたら、仲間が車で通りかかって乗せてくれました。他にも二人の電車組の仲間が乗っていました。 「僕らも何かやりたいですねぇ。」
この一言が高橋さんの講義の成果を物語っていないでしょうか。
電車待ちの間、一人の仲間とコーヒーを飲みながら話しました。それぞれがそれぞれの悩みと向き合いながら、これからをどう生きて行こうかと考えています。