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2006年にピークオイルを越えたと言われているそうです。Peak out…それが事実であるなら、これから否が応でも思い知らされることになるでしょう。ひょっとすれば、貨幣価値も変わってしまうかも知れません。バブル全盛の頃、土地の価格が下がるなどと言うことは誰も考えませんでした。保険会社が倒産するなどと誰も考えませんでした。やがてそれは現実のこととなりました。そして、遅かれ早かれ石油はなくなるのです。とすれば、次に問題になるのは温暖化ではなく寒冷化ではないのでしょうか。
例えば石油ストーブを使っていたとします。これまでなら、なくなる前に灯油を補充すれば良かったのに、それがストップし、手に入らなくなったらどうするでしょう。そして冬はまだ長く続くとしたらどうでしょう。無論、なくなるのは灯油ばかりではありません。ガソリンもプラスチックもありとあらゆる石油製品が作れなくなるとしたら…。わずかな備蓄など無意味です。肝心なのはその時、代替エネルギーを手にしているかどうかなのです。そして、冬場の農業生産が止まってしまった場合、食糧はどうなるでしょう。海外からの輸入?燃料がないのにどのようにして運べば良いのでしょう。妄想ならば…取り越し苦労なら良いのですが、果たしてそれで済むでしょうか。
現代は化石の時代なのだとつくづく思います。化石燃料がなくなった途端、現代社会は屋台骨を失うでしょう。どうすれば石油のない時代を生きられるのかと言う問題に真剣に取り組まなくてはならない時期を迎えているのです。
今日の専門校。
1限目は荒井理事長の講義でした。現在取り組んでいる事業とこれからの動きの説明がありました。
排水処理・BDF・省エネ・バイオ農業とチーム別の活動が続いていますが、これらの活動はNPO法人ビルトグリーンジャパンが長年かけてやっと育て上げた事業と連携できるのかが鍵になっています。時代は確実に省エネ・新エネ・食糧自給を求めています。しかし、物が溢れる日本に於いては実感として切実さに欠けています。暗躍する詐欺まがいの環境ビジネス商法がイメージをダウンさせ、肝心なことを見る目を曇らせることもあります。殊に二酸化炭素と言う形のないものを取り引きするということになれば、正に雲を掴むような話と言わざるを得ません。マネーゲームに呑まれることなく環境問題に取り組まなくてはならないと言うお話がありました。
2・3限目はOJTでした。
2限目は「多剤耐性菌」や「エンドファイト」の環境ビデオの視聴や雪下ろしアイテムの動画編集、事務処理などで時間を過ごし、3限目は各々の活動になりました。椎茸栽培も収穫まで指折り数える大詰めになり、教室の菌床の椎茸も随分大きくなっていました。2日前には低温で駄目になるかと心配しましたが、元気を取り戻したようです。午後、植物工場実験施設の椎茸を観察記録に出かけました。実験室内の椎茸は随分大きくなっていましたが、戸外の椎茸はわずかに大きくなっていただけです。やはり低温が生育環境を下回っている為でしょう。ただ、死滅することも腐敗することもなく生きているのはすごいことです。この強さを学ばなくてはなりません。
シェアハウスに送ってもらってから、カレーライスを作ることにしました。材料を買い出しに行き、一緒に住んでいる仲間と手分けして作りました。我流なんですが、ちょっと辛さが足りなかったかなぁ。でも、ひとりで食べるのと違って食事の時間も楽しいひとときです。
ガガイモ@シェアハウス