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風は心地よく紅葉にはまだ早かったですが、秋の風情が漂っていました。樹の幹にしがみついた芋虫を発見。スズメガの幼虫でしょうか。何だか今年は芋虫の写真ばかりを撮っています。若干食傷気味ですが、堂々としたお姿を拝見すれば撮影せずにはいられないのです。(笑)
環境省のインターネットの活動に「いきものみっけ」というサイトがあります。身近な動植物に関する情報を寄せることによって地球温暖化の動向に傾注するとともに環境に関する意識を向上しようと言う試みです。指標になる動植物が選定されていますので見つけた場所や日付けを報告することによってその結果が分析へと繋がります。この情報を投稿する人を「みっけにん」と呼んでいて、報告する情報を持っている場合、サイトに登録して登録することが出来ます。山形県のみっけにんは現在4名。身近な自然の中に見つけた動植物のことを報告しませんか。
環境関連の研究や開発は、表裏一体で善も悪も判断の難しいことが多々あります。善悪の判断が難しいことなのですから、正しい道へ人を導くと言うのはどれほど難しいことかと考えます。恐らくリーダーにはその善悪を見極める資質や実力が期待されていて、致命的な間違いを犯さず、どこか成功への道筋になっているのが理想なのだと思うのです。けれど、現実にはリーダーが正しい道を指し示すとは限らないわけです。
環境問題もまた、そんなリーダーが指し示したであろう道筋が必ずしも正しくなかったことによって起きていることもあるのではないでしょうか。ではここから正しい道を指し示せるのかと考えれば、試行錯誤の日々に確証を持てようはずはありません。正しい道を選ぶのは、まるで複雑なあみだくじを辿る様なものです。正しいと信じなければ犯さなかった過ちは後戻りできないことも少なくありません。故にその道の選択はとても難しいことなのだと思うのです。
現時点で最も問題の少ないのは植物の光合成くらいなものであるのに人類は森林を伐採することに忙しいとは、正しい道を知るものの行為とは考えられません。
やがて来るであろう化石燃料に依存しない社会を実現する為の道筋は決して平坦な道でも真っすぐな道でもないでしょう。故に迷い悩みを深めることもあろうかと思います。それでも柔軟な心で正しい道を模索し続けることでしか道を信じることはできないのです。
子供の頃見上げた青空は、現代の山形でも見ることが出来ます。これからドングリの季節になれば、豊潤な味わい深い風を感じることが出来ます。幸いにも人と自然の共生関係が未だ息づいている山形を如何に次世代へ託すのか。それが現代山形人の役割であると言えるでしょう。
猛暑の夏が終わり過ごしやすい季節になりました。今日から訓練校は4日間の休講です。既に登校したくてウズウズしている人もいたりするのでしょうか。(笑)
知人のお手伝いに出かけた所、奇遇にもいつぞやスポセンで取材のあった時の放送関係のスタッフの方と会いました。前回はお話しすることもなかったので、今日初めてお話をした訳ですが、人生とか縁とかって本当に不思議です。単純に現在の人間関係だけを尺度にすることはできません。 「袖触れあうも何かの縁」なんて書こうとして念のために調べたら正確には「袖振り合うも多生の縁」だそうです。「多少」ではなく「多生」なんですね。「多生」とは「輪廻転生」を意味する仏教用語だそうです。であれば、同じ教室で一年間もの間、一緒に学ぶことになっていると言うことはとても縁の深いことなのかも知れません。
最近、有名人の訃報に触れるにつけても、身近な人との別れを意識するにつけても「同じ時代を生きていた人」と考えると、とても名残惜しい様な感覚になることがあります。
天候不順や異常気象が話題にされることが多くなりました。この時代に生まれ合わせたのも「多生の縁」なのでしょうか。
環境問題が叫ばれるようになったのは何も最近のことではなく、30年前の小学生の教科書には既に環境汚染のことが取り上げられていたのではなかったかと記憶しています。高度成長期にあった日本はそう言った問題をまるで必要悪であるかのように横目に見て邁進を続けました。やがてバブル崩壊を経て残された負の遺産に呆然と立ち尽くしているかの様です。
新エネルギーへの転換を図るにも解決せねばならない問題は山積しており、それはまるで資本主義が足を引っ張るかのように遅々として前に進めずにいる様です。海外では既に新エネルギーへの転換を着々と進めているにも関わらず、とうの昔に鎖国を解いたはずの日本はまたも取り残されるのでしょぅか。
例えば、新エネ特区と言う様な地域を設定して敢えて陸の孤島を作るのも一つの手段かも知れません。それが工業団地の様な地域性を持っていれば、取り組むべき問題も明確になってくるのかも知れないと思うのです。以前、アラブ首長国連邦のドバイが高景気に湧いていた頃、新エネルギーの研究も進められていると報じられていました。あの構想はどうなったのでしょう。潤沢な資金を注ぎ込めば新エネ特区は実現するものなのか興味深い話題でした。
秋の声を聞けば、やがて来る雪の季節の心配をしなくてはなりませんね。
今日の訓練校の1限目は理事長による講義でした。現代社会の抱える問題の一つがゴミ処理です。それぞれの自治体により分別が義務づけられていますが、細部まで分別されても生ゴミの水分を焼却すると言うのは理に適っているとは思えません。けれど、現代日本人の選択肢には生ゴミを燃やさなければ家庭菜園の肥料にするくらいのことしかありません。では、どれくらいの人が家庭菜園を作っているかと言えば多数派とも考え難いのが現実です。これまでの講義を聞いていれば、生ゴミをバイオガス発電等で利用するのが不要なエネルギー消費を避ける手立てであることは受講生には周知の事実だと思います。しかしながらこれを社会全体の理解へと繋げるには、まだまだ時間と労力が必要なのです。
2限目と3限目は受験コースとOJTに分かれての活動となりました。残念ながら当初予定していた実験は延期になりましたが、新しい事業化のアイディアも飛び出して活気のある時間になったと思います。出来ることなら同じ時を過ごした受講生の仲間とこれからも一緒に活動して行くことが出来ないかと言う想いもあり活動にも熱が入りました。
今日のお弁当♪
今日は訓練校の1〜2限目は、受験コースとOJTコースに分かれての活動でした。受験コースのメンバーは公私に渡って資格取得に取り組んでおり、合格者も出ています。勉強の成果が出てくれば手応えも違ってくるでしょう。
OJTコースはCCFLという蛍光管の交換実習でした。CCFLはLEDと違って蛍光管を細くした様な感じで、印象としてはネオン管のような感じです。細い発光管の中にはガスが充填されていて水銀原子を励起させて発生させた紫外線を可視光に変換すると言う高度な技術が使われている様です。液晶のバックライトに多用されていると言うことです。さて、今回は交換作業と言うことで城西電工さんの御協力を得て実習となりました。手始めに単管の配線を繋ぎ替えて解説して頂きました。慣れない作業でしたが、サクサクと出来てしまう人もいてなかなかに頼もしいです。次いで、二本の蛍光管の配線なのですが、これがなかなか複雑です。解説をしていただきましたが、やっぱり実習が必要でしょう。実際は天井を見上げたままでの作業になる為、何度も経験を重ねることが必要になるでしょう。
今日のお弁当
午後の3限目はポンプとブロワーの講義です。
今日はポンプの調子が悪くなってしまった場合に原因究明するコツを教えて頂きました。解説して頂いたポンプは電気製品と言うことで電気的なトラブルが中心で、漏電によるトラブルが多いと言うことでした。
自主活動では、BDFに関する話し合いをしました。試験用にディーゼルエンジンを提供出来ると言う受講生の提案があった為、現実にエンジンを動作させるテストが出来るようになるかもしれません。BDFの利活用やグリセリンの利用法など、可能性を模索する余地がまだありそうです。ふと思いついたのはBDFバイクです。これまでディーゼルエンジンと言えば車や農耕機を想定していましたが、バイクなら違った角度での利用が出来るようになるかも知れません。あまり聞かないアイディアだと思ったのですが、調べてみたら3年前にBDFバイクによる世界記録の時速210kmが樹立されていたり、どうやら国内で販売までこぎ着けた販売店もあるようです。ちょっとすっ飛んだアイディアだと思ったのですが、まだまだの様です。実は、もうひとつBDF活用で思いついたことがあります。またもすっ飛んだアイディアなのでちょっと熟成させてみようと思います。明日は、受講生の発案による実験をする予定です。どんな結末になるやら楽しみです。