[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日の訓練校は、受験勉強コースと米沢のメタンガス発酵施設の見学に分かれての活動でした。米沢までは車に分乗して1時間半程の移動になりました。メタンガス発酵施設は巨大な敷地の一角にあり、黙々と発酵処理をしていました。
メタンガスの原料となるのは、食品残さと鶏糞だそうです。
発生させたメタンガスを発電やめっきの溶融に利用します。
訓練校に戻るとお弁当にはプレノアールが登場しました。きめ細やかでしっかりとした肉質でした。
風が涼しくなったようですね。自転車で通りかかった道端の植え込みの花が咲いていました。ツクバネウツギの様です。そこで飛んでいる昆虫を見つけて自転車を下りました。それはスズメガの仲間です。10日程前にイモムシが歩いていた場所のすぐ近くです。高速で飛翔しているので特定するのが難しいですが、セスジスズメではないようです。速過ぎて写真を撮るのも容易ではありませんでした。他にもクマバチやアゲハチョウの姿も見られます。ほのかに甘い香りが漂っていました。
最上義光歴史館の前の池の周りは、憩いの空間になっています。ビオトープのイメージはこんな感じでしょうか。カラスが1羽いて休んでいる人のそばでもの欲しそうにしています。バードコールを鳴らしてみたら警戒してピョンピョン歩いて逃げてしまいました。
山形美術館では「県美展」が開催されています。(一般600円)自然環境を描写した作品も多数ありますので、お時間がありましたらこの機会に御覧になってはいかがでしょう。
明日は米沢に見学です。
今日の訓練校
1限目は理事長による環境ビジネスの動きや変化する状況についての講義でした。環境ビジネスは未だ黎明期にあり、様々な新エネルギーや新環境ビジネスが生まれては淘汰されていきます。日本に於いては風力発電や太陽光発電でさえエネルギー産業として確立するまでには時間がかかるでしょう。そんな中、注目されていたBDFも製造機器メーカーの撤退や法整備の壁という問題が立ちはだかっています。しかしながら、このまま化石燃料に頼り切っていくことが出来ないことが解っている以上、新エネルギーへの転換は後戻りできないと言えるでしょう。
同時に進行させなくてはならない省エネ関連について注目される自治体の動きとして広島市による家庭のCO2排出枠の買い上げがあります。無形のものに価値をつける人類独特の考え方もここまで来たかと言った感じです。いずれにしても他の自治体が刺激を受けてこうした活動に拍車がかかれば、新しい形態のビジネスが登場する余地が生まれるかもしれません。
今日、エコカー補助金の予算を使いきったため受付を終了したと報じられました。次は自転車補助金を考えて欲しいです。(笑)
2限目・3限目は、エコアクションの講義でした。エコアクション21取得の為に必要な教育・訓練・緊急事態への対応に関しての考え方をディスカッションすることによって実践的に学びました。
今日のお弁当♪
放課後、自主活動で先日入手したバードコールを披露した所、受講生仲間のみんながとても真剣に受け止めてくれたのが嬉しかったです。ひょっとしたら、訓練校オリジナルのバードコールが誕生するかも知れません。(^^)
帰宅する道すがら、ムクドリの寝床になっている樹の下を通りかかりました。そこで取り出しましたるバードコール。一生懸命鳴らしてみたもののムクドリの就寝前の大騒ぎの中では全く通用する気配もなく、スゴスゴと家路に就くことになりました。(笑)
今日は久しぶりに朝から雨でした。よりによってこんな時に外出の予定が入っています。自転車なので雨具だの着替えだのと準備が大変です。雨とは言ってもカッパを着て走れば当然ながら蒸し風呂状態になり間もなく汗だか湿気だか解らない水分でずぶ濡れです。写真を撮る余裕もなく走りました。面倒だからなのかすれ違う高校生はカッパも着ないでずぶ濡れで走っていました。一時間ほど走る間、雨は断続的に降り続きます。一旦上がったようだったので、かっぱを脱いで走っていたらまた降り出しました。小降りだったのと、目的地まで直ぐだったのでそのまま走りましたが、少し濡れてしまいました。通りかかった道沿いにムクドリが寝泊まりするケヤキの樹があります。歩道はムクドリの糞で汚れ、悪臭もします。昨日手に入れたバードコールを試したかったのですが、生憎の雨だったのと、既にムクドリは出かけた後だったので、試すことは出来ませんでした。おびただしい数のムクドリです。教われたら襲われたらどうしましょう。目的地に辿り着き、それから夜まで予定をこなし、帰宅したのは午後8時過ぎでした。
そんなわけで今日は何を書こうかと思案したのですが、昨年はどんなだったかなと画像データを物色してみました。2009年9月7日の村山市大淀の田園風景です。
穂が出てからの暑さで生育が進んでいるとのこと。昨年より1週間程度早いそうですが、昨年の村山市大淀地方の画像では、穂が色づくにはまだまだ早い様子でした。今年はもう少し色づいているのでしょうか?何かと記録的な2010年です。
明日は訓練校です。
それこそ十代の頃から憧れていた「バードコール」を入手しました。インターネットで販売されているものは、それなりに高価なので自作しようと思っていましたが、必要な道具を物色してみたらさらに高価な代物になってしまうことが判明。それで自作の前にサンプルになるものはないかと近くのアウトドアショップに入りました。一目でバードコールと解って手に取ると価格表示がありません。それで店員さんに声をかけると調べてくれました。ドキドキしながら待っていると、何と1,134円。3,000円以上を覚悟していたので即決しました。輸入物らしく裏面の説明はさっぱり解りません。(笑)
店を出て早速開封して音を出してみました。
「キュイ♪」
実に可愛らしい音が響きます。練習すればスズメっぽい音は出せるかもしれません。それで、練習を兼ねて近所の公園を廻ってみることにしました。
公園1:アメリカシロヒトリの食害レベル2。かなりひどくやられています。その公園には桜と外来と思しき樹が植栽されています。ところが、やられているのは外来樹のみ。早速バードコールを鳴らしてみました。魚釣りをするかの如く慌てず急がす反応を見ながら鳴らします…5分経過、反応なし…10分経過、やっぱり反応なし。13分程過ぎた所で終了しました。結局、野鳥は一羽も現れず不発に終わってしまいました。これはアメシロの食害を裏付けたことになるのでしょうか。
ただ、バードコールを鳴らすことで鳥の視点を得た様な感覚になりました。普段気にしない様な遠くの物音に耳を澄ませていたら、段々聞こえていなかった音が聞こえる様な気がして来たのです。それは世界観が変わった様な不思議な感覚です。
公園2:アメシロの食害レベル1。ここは桜の樹が少しやられています。早速、バードコールを鳴らしてみると、わずか2分半で返事がありました。バードコールは鳥を呼んでいると言うよりは、周辺の野鳥の点呼を取っている感じです。
「誰かいる〜?」
「いるよ〜。」
公園3:アメシロの食害レベル0。市街地中心部にあってバードコールを鳴らす前から鳥の声がしています。それでも挨拶代わりにとバードコールを鳴らしていると、最初はスズメが反応していたのにカラスまでもが参戦。正体を見極める為なのか飛んで来てすぐ近くを横切ります。そのうちスズメがまっしぐらに突進してきました。当然ながら彼等の真意はさっぱり解りません。面白いのは人間が全然気がつかないことです。普段野鳥の声なんて気にしてませんから、その中に人工的な鳥の声が混じっているなんて思いもしません。それがちょっぴりおかしかったです。(^^)
公園4:アメシロ食害レベル2。ここは桜の樹がかなり広範囲にやられていました。バードコールを鳴らすと遠くで鳥の声はするものの姿が見られません。しばらく鳴らしていましたがそれ以上の進展はなく終了。ふと気がついたのは、公園の草が枯れていたことです。暑さの為か、それとも除草剤か、未だ枯れるには早い気がします。ひょっとして、これが原因かと考えてみました。つまり野鳥にとって公園はレストランの様な場所であり、草が枯れていると言うことは虫が少ないと言うことであり、そんな食べ物のない公園には用がないのです。現代の公園はいわゆる洋風庭園のスタイルをとっています。それ自体が悪いことと言うわけではないのですが、生物多様性という機能面から考えるといくらか偏っている可能性があります。対して有効なのは日本庭園と言うわけではなく、例えば日本の神社仏閣の森です。高い樹、低い木、深い茂み…山林程ではないにしても自然との融合が比較的うまく行っているのではないでしょうか。
公園5:アメシロ食害レベル1。ケヤキと桜がメインで植栽されていました。桜が何らかの被害を受けていましたが、アメシロと特定できませんでした。ケヤキの樹はわずかな被害が見られました。夕方が迫っていましたが、バードコール発信。スズメだけでなく、ヒヨドリの姿も見られました。返事を返すと言うより、遠くから様子を伺っている様です。野鳥のさえずりが聴こえる場合は、大体2分半くらいで反応がある様です。
※食害レベルについては、独断と偏見で主観的に設定しています。
今日の結果を主観的に考えると、野鳥の密度が高い公園は比較的アメシロの被害が少ないと言うことです。各公園について10分程度の実験ですからそれで全体は語れません。気象条件や時間、周辺環境等考慮すべき条件は多々ありますが、どうやらバードコールで鳥を呼び寄せているわけではない様な気がしました。
実験を終えて帰宅する途中、トマトのビニールハウスに入り込んで慌てている野鳥がいました。薄暗かったのですが、どうやらセキレイの様です。何とか逃げ出して近くの建物の屋根でホッと一息ついた様子なのでバードコールで呼びかけてみました。バードコールの音はスズメの声に似ているのでセキレイの声とはトーンが違います。それでも、こちらの鳴らす音に反応するかのように返事を返してきました。面白くなってしばらくコール&レスポンスを繰り返していたら、すぐそばのハウスの上にもう一羽のセキレイがいて不思議そうな様子です。
「ねぇねぇ。人間とお話ししてんの?なんで?」
…なんて思っていたら楽しいですね。そう言えば、ウグイスも返事を返してくれる様ですね。
やっぱりこうなるとカラスのバードコールとか欲しいです。(笑)
その時カラスが鳴いたとか鳴かないとか。
「アホウ♪」(笑)