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2024 .05.03
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IMG_1907.jpg 朝から雨模様。雨と防寒対策をして訓練校へ自転車を走らせました。

 今日の専門校。

 1限目は理事長の講義です。これからの農業が取り組まなくてはならない問題についてのお話でした。

 最近、TPP「環太平洋戦略的経済連携協定(Trans Pacific Partnership)」と言う言葉をよく耳にします。何でも参加各国の自由貿易協定と言うことですが、これが日本の農業に打撃を与えると言うのです。その為、農家に対して戸別所得補償すると言う事です。そのことそのものが問題と言うよりも、その政策が土地の有効活用に支障を生じさせる場合があると言うことです。

 日本の農業は家族経営で引き継がれていることが多く、企業が参入することは難しいのが現実です。その問題の一つになっているのが農地の問題です。家族経営によって相続された土地は「先祖より守り継がれた土地」であり、おいそれと手放せる類のものではないのです。しかし、道路整備等の都合で農地が補償の対象になることがあります。それがまた農地の有効活用に妨げになる場合もあるわけです。

 水資源の乏しいイスラエルが農業で成功している例を挙げて、これからの日本の農業がどう言う方向に向かうべきなのかというお話でした。そして植物工場の実験は、その事を心に留めて進める様にと言うことでした。


 2限目は、農業の講義です。新潟から来て頂いている今井先生はヤギの専門家でもあります。今日はヤギの出産の様子を動画で紹介して頂きました。小学校で子供達や先生、そして父兄と地域ぐるみで参加するヤギの飼育とふれあいのお話を聞かせて頂きました。


IMG_1908.jpg 今日のお弁当♪

IMG_1917.jpg いつもの「たんぽぽ」さんのお弁当ではありませんでしたが、なかなか美味しいお弁当でした。お味噌汁が格別においしかったです。



 3限目は、肉牛に関する講義でした。近年、高級嗜好の影響か、ブランド化により庶民の手の届かない様な価格設定で販売されています。果たしてそれで良いのだろうかと言う問題提起でした。確かに、牛肉に関わらず豚肉や鶏肉…野菜や果物等、ブランドかによって高価格帯で販売されているものは、なかなか手の届かないものです。そこに着目して、庶民の手の届く価格帯の牛を育てることを考えようという動きがあるとのことでした。


 講義の後、久しぶりに顔を合わせた仲間を交えてしばし歓談しました。
帰宅しようと自転車に乗ったら、なんとパンクしていました。自宅までは16kmの道程です。自転車を引っ張って歩くにはちょっとばかり大変です。すぐ近所の自転車屋さんに持ち込んで修理をお願いしました。店のご主人が修理中、環境の話をしました。修理の間、気持ち良く対応して頂き帰宅しました。運河良いのか悪いのか、人は一人では生きられないのです。

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IMG_1806.jpg 朝から強い雨が断続的に降り続く中、バイオ農業チームが現場に集結しました。メンバーの中には、建築の専門家もいます。

 材料は経費を抑える為に養鶏の実証試験で使ったものを再利用したりしていますが、配管についてはメンバーが手配した新品の銅管が用意されました。

IMG_1840.jpg 設置場所は養魚場に利用されていた水槽なので、底に傾斜があります。

 まずは手分けして材料の搬入から開始です。そして親方が木材のカットし、指示を仰ぎながらの組み立てです。お昼過ぎになって形が出来上がってきました。



IMG_1855.jpgIMG_1860.jpg

 今日のお昼ご飯は肉そばです♪

IMG_1874.jpg

IMG_1898.jpg 午後からの作業は水平出しをしたり断熱材のカットなど、作業は徐々に専門的になり熱を帯びます。とりまとめをするリーダーに親方に現場経験豊富なメンバーが中心になって作業は進められました。やがて辺りは暗くなりましたが、それでも作業は続きます。深夜になってやっと切りがついたと最後まで頑張ったメンバーの一人から連絡がありました。明日は配管の作業になる様です。専門校での残された期間を思えば、のんびりしている訳にも行かないのですが、OJTとしての作業の流れはとても勉強になります。ひとりの夢が仲間の協力で実現化して行く行程を目の当たりにするのは、ひとりでは実現不可能だった夢をこの仲間と一緒なら実現出来るかもしれないと言う可能性の片鱗を感じさせてくれるものなのでした。

 手際がいいとか悪いとか、そういうレベルの話ではないのです。夢を砕かれ、行き詰まり、場合によっては生活そのものを維持することすら難しい現実をくぐり抜けて、立ち止まってしまった歩みを一歩また一歩と前に進める為には、未来をイメージすることが出来ること、夢が形になって行くことを実感することが何よりも大切なのではないかと思います。出来上がりつつある植物工場の実験室が稼働する様子を思い浮かべて久しぶりに…本当に久しぶりに胸が高鳴る想いがしました。

一緒に学んでいる仲間に感謝。
こういう機会を与えてくれた専門校に感謝なのです。





 

IMG_1678.jpg 今日はバイオ農業チームの植物工場実験設備準備の為に直接現場へ向かいました。濃い霧が立ちこめ、自転車を走らせると冷たい風が顔に吹き付けます。通りかかったのは、今時珍しい小川です。何かと言うとコンクリートでまっすぐに護岸を固めてしまいがちですが、この小川は護岸を石組で構成していて、敢えて蛇行させている様です。湧水地としても知られる地域ですから水との関わりや意識も違うのかも知れません。

IMG_1688.jpg 湧水を利用した養魚場を通りかかりました。物陰から黒猫が様子を伺っています。魚を捕るつもりなのでしょうか。


 今日のガガイモ。

IMG_1695.jpg たくさん袋果がなっていた場所を通りかかると、袋果が落下し雨に濡れて腐りかけていました。人間が関心を持っても持たなくても関係ないのです。ガガイモは時に厄介者として扱われながらも次世代に命を託しシーズンを終えます。
 

 

IMG_1705.jpgIMG_1710.jpg さて、道具を揃えて現場に集まった仲間で設備を組み立てる為の場所の清掃です。もうもうと立ち込めるホコリの中、お借りした場所を手分けして掃き掃除です。リーダーが中心になって着々と計画を立ててきました。いよいよそれを実行する時なのです。


 今日のお昼ご飯♪

IMG_1716.jpg

 午後は、器材の移動です。鉄パイプや銅管、コンパネ等を設置場所まで運び込み、明日の組み立てに備えます。10人程のメンバーがいたので作業は着々と進み、あっと言う間に予定の作業を終えました。明日はいよいよ組み立てです。



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