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午後から少し雲が出て来て紅葉の色も今ひとつですが、秋の町の彩りを記録してきました。真っ赤や黄色一色に染まる光景もきれいですが、緑色が少し混じっていると色が強調されますね。
空模様が怪しくなりつつある中、自転車を走らせると近所の公園を通りかかるとケヤキの木が落葉していました。ほんの数ヶ月前は蝉時雨が降り注いでいました。時の流れの速さと四季の変化が明確に見て取れます。
住宅地を流れている川ではカモが寄り合いをしていました。留鳥も結構いる様ですが、数が増えた様なので渡りのものも混じっているのでしょうか。先日、白黒模様のアヒルも1羽混じっているのを見かけました。仲間意識とかどうなっているのでしょうね。
美術館脇の歩道は色鮮やかな紅葉です。色の美しさももちろんですが、人間がその色の変化を美しいと感じる存在であることも不思議です。人間以外の動物が違う人間の可視領域とは違う光の波長を感じ取っていると言う話は聞きますが、美しいと感じられる光の波長が人間に限定されたものであるとすれば、この感動の源泉はどこにあるのでしょう。また眼を持たず、移動することも出来ない植物にとってこの世界はどんな風に感じられているのでしょう。眼に見えるもの。手に触れるもの。聴こえてくる音。感じられる匂い。そして、味わい。人間は、五感を駆使して結晶化した世界を現実として認識していますが、実はそれが真実であるとは限らないことになります。利己的で自己中心的になれば世界は限定され、その中にしか真実を見出せなくなります。情報過多な現代社会で如何に道を見つけだすのか問われているのでしょう。
雨が降り出したので、撮影を中断し帰宅しました。この雨が雪に変わるまでもう間もなくです。
風邪がなかなか治らないので自宅で静養を決め込んでいたのですが、専門校の仲間からとても天気が良いと言うメールが入りました。
午後、何とか部屋を出て舞鶴山に向かいました。舞鶴山は天童のシンボル的存在です。1年前、毎日の様に通った舞鶴山散歩コースには、織田信長に縁のある建勲神社があります。久しぶりに参拝して近況報告と進路相談してみました。社殿の奥には一枚の丸い鏡が鎮座しています。悩みは自分自身に聞けと言うことでしょうか。神社のそばの道に宮司さんがいました。落ち葉を片づけている様です。声をかけてみました。
「こんにちは。今年は紅葉が遅い様ですね。」
宮司さんは木々を見上げて様子を確認すると言いました。
「そうだねぇ。もう紅葉していてもいいはずなんだけど。」
環境問題までは言及しませんでしたが、やはり季節の歩みの変化は感じていらっしゃるようでした。ただ、樹種による違いはあるようで、トチノキの葉は紅葉が進んでいる様です。
その後、自転車を引きながらふと思ったのは、ドングリの少なさです。そこで思い当たるのが今年の熊騒動の多さです。それで調べてみると
「秋田から島根まで14府県でドングリが凶作」と言う記事が見つかりました。確かに熊の生息域が年々狭められていることも確かなのだと思いますが、2010年という1年の特徴も現れていると言うことでしょう。
駐車場に着くと、一匹の猫が出迎えてくれました。最初は距離を測る様に近寄ったり遠ざかったりしていましたが、一度心を許すと喉を鳴らして甘えます。引っ掻いたり噛みついたりしないですし、なかなかきれいな猫なのでどこかで飼われていたのでしょうか。散歩で顔なじみの方が通りかかって野良猫だと教えてくれました。話によると舞鶴山には何匹かの野良猫がいるそうです。でも、人慣れして近寄ってくるのはこの猫だけだとか。猫好きな人がいて餌を持って来ているそうです。ただ、市の方から
「カラスが集まるから餌を放置しない様に」と指摘されたらしく、わざわざ夜に残った餌を回収されるのだとか。まったく頭が下がります。
ゴロゴロと身をすり寄せる猫に話しかけます。
「あのさぁ。お米屋さんの猫が行方不明らしいんでけど何か聞いてない?」
するとそれに応える様に猫が言います。
「ンニァ。」
「だよねぇ。知らないよねぇ。」
猫はまた喉を鳴らしています。
撫でていると指に異物が当たる感じがしたので見てみると案の定ダニが耳と喉に喰いついていました。本来なら正しい取り方があるのですが、次回会えるかどうかも解らないのでその場で引き抜きます。
「ブチッ!」
まずは耳の根元のイヤリングの様なダニを引き抜きました。猫は嫌がりもせず、どこ吹く風と言った様子。
しばらくおいて喉のダニを引き抜きます。
「ブチッ!」
思いきり良くやらないといけないと聞いていたのですが、一度手が滑って失敗してしまいました。猫は相変わらずです。写真を撮ろうとカメラを向けると近寄って来てしまうのでなかなか撮らせてもらえませんでしたが、何とか撮影しました。
「んじゃあ、また来るからね。」
そう言って立ち去ろうとしたらまた猫が言いました。
「ンニァ。」
こんな風に野良猫が元気で穏やかに暮らせる町は良い町なのではないかと改めて思います。舞鶴山には三頭程のカモシカも住んでいます。柵のない動物園みたいですね。
夏場から気になっていた銀杏の樹を見に行きました。大豊作の様相でしたが、やはり誰かか拾って行った様です。いくつか落ちていましたので記録の為に撮影していたら踏みつけていたらしく独特の匂いが漂ってきました。
散歩の人は、犬を連れた人が多かった様です。挨拶を交わしながら展望台まで歩きました。夕暮れの展望台には先客がいたのでお邪魔しない様にと帰路に就きました。
雲間から漏れる朝の陽射しを眺めながらいつもの道を専門校へ向かいます。ガガイモは次々に葉を落としていますが、袋果にさいた茎にオレンジ色のアブラムシが見られます。調べてみるとキョウチクトウアブラムシというそうです。ガガイモを食草とする虫は少ない様に思っていましたので少し意外です。しかも、葉が枯れる頃に発生すると言うのも何か理由があるのでしょうか。
さて、今日の専門校。
1限目はビジネスプランの講義でした。第1回目は「自分自身を知る為に」という事でハーマンモデルを利用して脳の活動状態を分析・診断するものでした。人それぞれがこんなに違うのだと言うことを理解することが目的と言う説明でしたが、それ以上の意味合いと心理効果があった様な気がします。結果から導き出された思考・行動パターンがそれまで感じていたイメージを明確化してくれる様な感覚です。
2限目は環境行政の講義でしたが、OJTで活動する為の資材を確認する為にバイオ農業グループの一部で今夏プレノアールを飼育していたハウスに見学に出かけました。既にフランス原産の黒鶏プレノアールの姿はなく、卵が3つ程見つかりました。ハウスはこれから解体され、移転後に別の用途で利用されるれ事になります。様々な意見やアドバイスが出てまとめるのもなかなか大変です。
専門校に戻るとリーダーのKくんが理事長と打ち合わせして方針を発表しました。
3限目は、COP10の紹介がありました。COP10:生物多様性国際会議が名古屋で開催されたことは承知していましたが、その会議の中身であるとか意義と言った肝心な部分はなかなか伝わってきません。そのことを考えるきっかけを頂けた様な気がします。まだまだ知らないことや勉強しなくてはならないことがたくさんある様です。
帰宅して、いただきものの紅玉があったことを思い出しました。取り出してみると既に傷んでいましので傷んだ所を取り除いて砂糖で煮ることにしましたが、旬のものは旬の時に味わうのが一番ですね。それがまた地産地消にも繋がるのではないかと思います。この時期の旬と言えば、キノコもそのひとつです。どう言うわけかキノコの旬の時期になるとスーパーのキノコ類がいくらか値上がりする様な気がします。でも、株取りのナメコ等は見るからに美味しそうです。聞く所によると雪が降っても収穫出来るそうですから、もう少しの間、旬のナメコが楽しめるかもしれません。
明日は立冬。暦の上では冬ですね。
今日は、高畠ワインの奥山徹也社長の講義でした。
第一印象は、太陽の様に朗らか笑顔の方で、出生のことから転職のお話、そして現在に至るまでの経緯をお話し頂きました。大切なのはワインの熟成の様に、また偉大な建築物の様に長い時をかけて夢を次世代へ繋ぐこと。そして時代の変化を見極め柔軟な発想で環境に対応して進化して行くことだとのお話でした。
午後はOJTで引き続きそれぞれの活動に取り組みました。未解決の問題もあり、新しいメンバーで改めて討議して行くのは根気のいることでもあります。果たして解決策は見つかるのか。手探りの日々は続きます。
葉っぱが落ちて袋果だけがぶらさがっています。昨日の雨に朝日が輝いていました。
今日の専門校は、理事長の講義から始まりでした。
まずは、ビル管理者の資格試験に合格者が出たことの報告でした。かなりの難関と言われた今回のビル管の試験に2名の合格者が出たことは快挙と言う他ありません。これから約半年間の専門校生活にも励みになることでしょう。
さて、理事長のお話は、いつもの様に時事の話題を含んだ環境ビジネスの講義です。 米国の民主党が選挙で敗北したことにより、オバマ大統領の提唱していたグリーンニューディール政策への影響が懸念されます。それは、日本の環境ビジネスに影響することも考えられるわけです。続いてプロ野球の井口選手の著作「二塁手論」が紹介されました。花形とは言えない守備位置の中に面白味や奥深さを見つけ、その道野スペシャリストになることで輝きを放つことの大切さが語られました。
荒井理事長の講義では、様々な角度から考える環境ビジネスが、少しずつ雪が降り積もる様に記憶されていきます。時折意味深な言葉を交えつつ語られるお話の真意が明かされるのはいつのことでしょう。
2限目〜3限目は、OJTの活動と言うことでそれぞれのグループに分かれて各自活動となりました。新しいチームになってまた動き始めたばかりですから、手探り状態の中少しずつ理解を深めて行くことになります。
今日のお弁当♪
すっかり日が短くなりました。蔵王の頂上付近には雪が積もっている様です。