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訓練校生活もあと半年を残すところとなり、それぞれの将来を見据えた活動が重要ということになります。
今日の活動は、OJTということでしたが、これから半年の活動について理事長からのお話がありました。まず大きく分けて三つの活動に分かれることになるという説明がありました。
ひとつは、山形県環境技術専門校の柱となる省エネ診断です。省エネ診断を習得するため、公共施設を舞台に活動することになります。公共施設は、その性格上電気使用量などに制限を設けることが難しい一面を持っています。当然ながら省エネ診断も厳しいものになるでしょう。また、それを診断しただけではなく提案することによって仕事として成立させるという命題があります。
二つ目は、バイオ農業です。新しい農業を視野に入れた活動で、ハウスを利用した栽培を手がけることになりました。ハウスも化石燃料に頼らない暖房を目指していくということで、訓練校で勉強してきたことを発揮する新しい試みです。
三つ目は、排水処理でした。ちょっと意外でしたが、これも講義内容に度々登場します。現代は、ゴミ処理と平行して最終処分に問題を抱えたままの運営にならざるを得ません。そこに新しい方法論を加えることによって画期的な解決を導こうという試みですが、どんな結果にたどり着くのか大変に興味深い活動です。
いずれにしても半年先を見据えるということは、如何に生活を成立させるかという問題も内包しているわけです。
今日のお弁当♪
卒業に向けてプランニングやプレゼンも身につける必要があるということで、これまで学んだことを自分のものにしていかなくてはならないでしょう。
訓練校は休講日。ここ数日冷え込んでいますが、みなさんはいかがお過ごしでしたか。
朝のラジオで高畠町の和田川の水質浄化の為の活動が紹介されていました。子供達がEM菌の泥団子を川に向かって投げ込んでいる様子が伝えられました。そもそもEM菌 とは何でしょう。EM菌(Effective Microorganisms)とは様々な有用菌が共生関係にあるのだそうです。その意味では、先日講義に登場した活性汚泥と似ているでしょぅか。無邪気にEM菌泥団子を川に投げ込む子供達の様子が伝えられましたが、その意味を理解する頃、どんな大人になっているのか楽しみですね。
訓練校で学んでいる講義の核になっているのが理事長の環境ビジネスと言う講義です。一口に環境ビジネスと言っても多岐に渡っている為、全てを理解することは困難です。それでも、職業訓練校と言う性質を考えれば、どの分野に興味が持てるのかと言うことが重要です。自然エネルギーやバイオエネルギー、省エネや二酸化炭素排出権取り引き、バイオ農業やゴミ処理、廃水処理。 他にも情報や出版、教育も関係してくると思います。カウンセリング、アドバイザー、プランナー等、数え上げればいくらでも出てきそうです。一体今何が出来るのか、そしてこれから何をして行くのか…それが問題です。
整いました〜♪
訓練校とかけまして台風の接近と解きます。
その心は、どちらも進路が気になるでしょう。(^^)
小学校の頃、学芸会で魔法使い役をしました。その時の台詞が確かこんな感じだったと思います。黒い円錐形の帽子を被って、黒い液体の入った壷をかき混ぜながら唱えるのですが、何だか最近の自分の姿が小学校の頃に暗示されていたようで愉快です。いや、魔法使いと言ったって様々ですからね。(^^)
ちなみにジキタリスと言う植物を調べてみましたら、毒草でありながら薬草と言う二つの顔を持っている様です。毒か薬か。生物学の講義を思い返してみると物質の振る舞いは、毒とか薬とかと言う特性が決まっている訳ではない様です。例えば、それが人体に接触したり体内に摂取された時、その物質と人体との相性によって決まるのかもしれません。
今日は休講日です。
朝から良く晴れて自転車日和です。ひんやりと冷たい風に身を縮めながら近所の川の土手を訪ねてみました。
アマガエルのお尻だけが見えています。隠れているつもりなのでしょうか。(笑)まだ朝露に濡れる草花で羽を温めるトンボや蝶の姿も見られました。
今日のガガイモ♪
まだ若いガガイモの袋果ですね。
蜘蛛は朝食中でした。
猛暑の夏を過ぎ、実りの秋を迎えています。すっかり日も短くなって町にも紅葉が下りて来た様です。そして訓練校生活も正念場を迎えます。
今日の訓練校。
昨日に引き続き、生物学と水処理の講義でした。
1限目は生物学です。生命の神秘の核心に迫る遺伝子についての講義でした。テレビ番組等でも特集されることもあり、ある程度の知識があるつもりでいても、改めてその仕組みを知るとその複雑さと巧妙な仕掛けに圧倒されてしまいます。進化は意図や意志により実現されるのではなく、多様化した生命の中から淘汰された末に残った種が進化を成し遂げた種として遺される訳です。それはダーウィンの進化論でも知られる所ではありますが、時折、それだけでは説明できない様な意志を感じてしまうことがあります。皮肉なことに遺伝子を形成するからくりにそんな意志を感じてしまいます。随分前に作家の竹内久美子さんの著作を何冊か読みました。生物学的なことを身近な話題に置き換えて大胆な発想を展開するところが面白いのですが、その中で「利己的な遺伝子」という言葉が紹介されていた様です。改めて調べてみるとリチャード・ドーキンス氏の著作から得た着想と言うことの様です。 「私たちは遺伝子を運ぶ船に過ぎない。」
要約するとそんな感じでしょうか。たぶん遺伝子の決定した法則に反して行動することは出来ない様になっているのでしょう。逆に言えば、遺伝子が決めていないことについてはあたかも自由であるかの様に行動することが可能です。遺伝子を作ることそのものも遺伝子が決めているかと思うともう頭の中は無限ループに陥ります。
2限目は水処理の講義でした。
水処理の講義もまた少し深みに入ると理解するのに努力を要します。ORP(Oxdation Reduction Potential)とは、即ち酸化還元電位のことを言います。この時点で既に頭の中は「?」でいっぱいです。(笑)電位とは、単位電化当たりの電気的位置エネルギーを言うそうなのです。理解に苦しんでいるのを見て取るかの様に図解や例題を駆使して解説をしていただきました。基礎的なことは繰り返し向き合うことによって少しずつ理解が深まるそうです。
今日のお弁当♪
3限目も水処理の講義ですが、排水処理に関する内容でした。流入する汚水を処理する為に浄水施設では活性汚泥と呼ばれる微生物を投入します。そして曝気することによって酸素を供給し微生物の活動を促します。しかし、ここで流入する汚水の状態によってはバルキング(膨化)と呼ばれる状態になるのだそうです。このバルキングとは、微生物の集まりとなっているフロックに糸状細菌が関与して沈むことが出来なくなってしまう為に汚水処理が進まなくなってしまう状態だそうです。肉眼では見えない世界で思っている出来事をコントロールしなくてはならない難しさが垣間見えます。
さて、訓練校生活も残り半年となって何にどう取り組むべきか思案しています。もう時間は限られています。その中で一体何が出来るでしょう。
サツマイモみたいな色になってきましたね。(^^)
朝は小雨模様。そして強い風が吹きました。訓練校の近くの自動販売機にアマガエルを見つけました。ジュースが飲みたくなったのでしょうか?
今日の訓練校。
1限から2限は生物学。そして引き続き排水処理技術の講義でした。難解ながら日常的な世界観を引っくり返す程の内容を含んでいるため、何とか理解しようと取り組んでいます。
生物学は、光合成から窒素同化と窒素固定についての講義でした。植物の生命活動を支える循環の一部です。分子式にもいくらか目が慣れて来た感じはありますが、それでもなかなかに難解です。ただ、生命活動が如何にすごいことをやってのけているのかは解る気がしています。植物も動物も地球とともに進化した歴史と関わり合いの上で成立しています。そのことを改めて認識することができます。
続いて水処理の講義は排水処理に関する内容でした。生活の中で毎日出されるゴミ、そして排水は現代社会においては重要な課題となっています。ゴミ処理に関しては分別の推進活動等により意識されることが多くなりましたが、排水処理に関しては日常生活の中で意識に上ることがあまりないのではないでしょうか。しかし、排出された水は様々な要素を含んだまま処理場へ流入することになります。そこで活躍することになるのが微生物です。その種類は何と244種類!フロックと呼ばれる綿状の集団を作り、ゼリー状の分泌物で浮遊物を吸着して餌とします。目に見えない程微細な生物が水を浄化して行く仕組みを知ることが出来ました。
今日のお弁当♪
数年前からメダカを飼っています。ホームセンターで飼ったヒメダカですが、最初は5匹だったのにいきなり100匹にまで殖えたかと思ったら徐々に数を減らして20匹程度で落ち着きました。水は、湧き水を汲んで来て与えていましたが、今年になってそれができなくなったので水道水を汲み置きして水の交換をしていたのです。ところが、ヒメダカは次々と死んで個体数が減り始めついに1匹になってしまいました。水のせいだけとは思いませんが、その原因を知る為にも、適正な水質を考える意味でも水処理の講義は興味深いのです。
訓練校へ通う途中、不快な臭いのする川があります。自然豊かな山形には似つかわしくない臭いです。「きれいな川を返して」と言う看板が立てられたその川では、どう言う訳か釣り人をよく見かけます。鴨の姿も見られます。その川を渡る度に水質について考えさせられるのです。
帰宅する道すがら、懐かしい植物が見られました。それはオナモミです。子供の頃、衣服にくっつけて遊んだことがあるのではないでしょうか。考えてみるとこの植物も実に面白い形をしています。子供の頃に面白がったり不思議がったりしたことも、いつの間にかその原因も結果も知らないままに当たり前のこととなり、知ってるつもりで生活に飲まれて行きます。でも、実は知っていることは極一部で、当たり前だと思うことによって感動もときめきも忘れたまま毎日が過ぎているのかも知れません。