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2025 .07.04
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IMG_0245.jpg 急に冷え込みました。朝の自転車にも防寒対策の必要を感じるようにになりました。

 以前から気になっていた茄子に似た花を道端で見かけました。茎には刺が見えます。調べてみたらその名も「悪茄子」(ワルナスビ)でした。

IMG_0247.jpg 繁殖力の強い嫌われ者の帰化植物だそうです。こんなところにも帰化植物とは。しかも全草にソラニンと言う毒があるため家畜が食べると場合によっては中毒死するのだそうです。前回は川沿いの土手で見かけましたが、やっぱり茄子に似てますね。昭和初期に牧野富太郎博士によって発見されて以降、全国的に広がった歴史のある帰化植物です。(Wikipediaより)

 毒があると繁殖できるんでしょうか。(笑)

 さて、今日の訓練校です♪

1限目:生物学の基礎

 光合成の仕組みはMgを励起させることに因って発生したエネルギーを生命活動に利用するというとても完成度の高い複雑な仕組みとなっています。そこで発生したO2を好気性生物が生命活動に利用することになる訳です。実際にはずっと複雑ですが、端的に言えばCO2とO2のやり取りはO2を介してCをやり取りしているとは言えないでしょうか。好気性生物が呼吸で排出したCO2は植物に取り込まれCだけを外されてO2を環境に排出し好気性生物に利用されます。ここで仮にCがなかったとすると、この関係は成り立ち得ません。では、好気性生物にとってCは要らないものなのかと言うとそうではなさそうです。であれば、何故呼吸に因ってCを体外へ排出してしまうのでしょう。排出せずに体内で他に利用法があっても良さそうなものです。

2限目:水処理技術

 BOD及びCOD。どちらも酸素の量を基準にしています。高度経済成長期程ではないと言っても、河川や湖沼汚染の問題はあります。また生活排水等の汚濁を如何に浄化して行くのか、その基礎的な知識から学んで行くことになります。

IMG_0251.jpgIMG_0253.jpg今日のお弁当♪

カレーライスでした。






3限目:受験コースと実践コースで活動です。

 BDFは燃焼実験。ハウスメンテナンスは前回の電灯交換の報告。ビオトープは構想を練る為のミーティングとなりました。

 太陽光発電関連の電気工事で停電になると言うこともあって自主活動はお休みとしました。

IMG_0261.jpg 帰り道、あちこちで稲刈りが再開されていました。この黄金色の光景もまた来年まで見られなくなります。そう思うと少し名残惜しいですね。

 来年、どんな想いで黄金色の稲穂を眺めているでしょう。


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IMG_0209.jpg 朝露が宝石のようにキラキラと田畑を飾っていました。

IMG_0212.jpg 今日の訓練校は、昨日に引き続き受験コースと実践コースに分かれて活動でした。実践コースはBDFの実験で固形化にチャレンジです。まずは純石鹸を細かくする所からスタートです。きっちり重さを量り、湯煎にかける為、お湯でBDFを温めます。温度を計測し、頃合いを見計らって細かくした石鹸を投入しました。それからしばらく石鹸が溶けやすい様にかき混ぜました。しかし、なかなか溶けません。さらに混ぜ続けます。でもやっぱり溶けません。これは俗に言う失敗でしょうか。

IMG_0215.jpgIMG_0225.jpg 気を取り直して次は石鹸を先に練り石鹸状にしてからBDFに投入しました。そしてまた湯煎にかけてしばらく混ぜていたら今度は溶けてムース状になってきました。しばらくして完全に溶けたようだったので用意したアルミホイルの器に分けて入れると…なんと分離していました。ムース状のものに灯心を入れて着火実験をするとちゃんと火は点きます。ただ、若干煤が出る様です。半固形状のムースは熱で溶けると液化してアルミホイルの器にたまります。そこで実験は終了。貴重な実験失敗データを手に入れました。実験の検証をしつつ別の方法を試すことにして今日の実験は終了です。

IMG_0230.jpg BDF固形化にあたり、最適なものを再調査した所ミリスチン酸(C13H27COOH)とステアリン酸(C17H35COOH)と言う名前が浮上しました。どちらも飽和脂肪酸だそうです。ミリスチン酸は、ヤシ油やパーム油に多く石鹸成分として泡立ちを良くする働きがあるそうです。ステアリン酸(C17H35COOH)は石鹸を固める働きがあります。

 興味深いのは分子式にするとCがとても多いことに気がつきます。二酸化炭素(CO2)など、とかく悪者にされがちなCですが、骨格として貴重な存在であることが解ります。Cは今後大切なキーワードになるかもしれません。

IMG_0236.jpg 今日のお弁当♪








IMG_0167.jpg 朝から冷たい雨の降る日でした。駐車場の水たまりを大きなミミズが遊泳しています。

 今日の訓練校はOJT。受験コースと実践コースに分かれての活動でした。

IMG_0171.jpg 実践コースは、先日実習したCCFLの照明を交換する活動に関する予定の発表や提言書の検討に始まり、BDFの品質検査や実験を行いました。

 BDFの品質検査は取り寄せた検査薬を20度以上に温める必要があります。今日は気温が低かったので体温で温めたりして25℃まで温度を上げて検査しました。透明な試験薬にBDFを入れて良く振り混ぜます。最初はするりと混ざって少しばかり白っぽく濁りましたが、不純物は見当たりません。ところがそれから10分後、残念ながら不純物が固まり始めてしまいました。白っぽく濁るのは水分が含まれているからとのことで、このまま車の燃料として使うことは出来ないと言う結論に達しました。

IMG_0185.jpg では、着火実験をしたら果たして燃えるのかと言う実験になりました。最初はBDFのみで着火してみましたが、油のようにそのままで火がつくことはないようです。それでアルコールランプや行燈のように灯心を作ってBDFを吸わせ着火すると見事に火がつきました。火がついている時間も比較的長いので防災上の問題がなければ、灯りとしての可能性もあります。白金懐炉のように暖を取ることは出来ないでしょうか。

 その後、結果に関して話し合いが行われました。残念ながら今回は自動車に給油することは見送ることとし、BDF精製実験を継続的して純度及び品質を高める研究を行うこととなりました。


今日のお弁当♪

何とおはぎが入っていました。

IMG_0189.jpg

 さて、地球温暖化や環境破壊が叫ばれる昨今、資源の枯渇を案じている割に人類はエネルギー源を使う一方です。化石燃料・太陽光・風力・波力・地熱…どれ一つとっても人類が創造したエネルギー源ではありません。つまり、ここに問題があるのではないでしょうか。辛うじてBDFは廃油から精製することが出来ます。残念なのは「生もの」であるため「貯蓄が出来ない」ことです。そこで予てより考えていた雪氷ブロックの発想をリンクさせてみました。雪氷ブロックは冬期に降った雪を圧し固めて運搬・保管出来るようにしたものです。当初、これは雪室や夏期の冷房に使うことしか考えていませんでした。しかし、気温が上がれば雪は解けます。平地で保存するには巨大な冷凍施設が必要になってしまいます。そこで考えたのが、冷たいものは寒い場所に保管するのが良いと言うことです。冬期間に雪の降る地方で雪氷ブロックを作り、それを寒いうちに北極へ運んでしまうのです。雪氷ブロックは解けなければ建材の様に固く垂直に積めば壁が出来ます。もしくはピラミッドのように高く積み上げることも可能かもしれません。そうして北極へ運び込むことによって地球温暖化を遅らせられないでしょうか。たくさん貯まったら必要に応じて必要な場所へ移動させれば良いことになります。無論、運搬の為に膨大な予算が必要になりますが、これは人類がエネルギーを貯めると言う意味において大切な発想ではないかと考えるのです。

 いつか使う為に今は貯める。もちろん、雪氷ブロックではなく他にも方法があるかもしれません。そしてそれは顕熱と潜熱の関係に似ています。将来、運動エネルギーとして利用する可能性のあるものを位置エネルギーとして保存しておくことが出来れば、本当の意味でエネルギーをコントロール出来るようになるのではないかと考えたのです。大切なのは、使う為のエネルギー源を作って貯める発想なのではないでしょうか。

IMG_0197.jpg 実りの季節を迎えた黄金色の田園風景の中、案山子が得意げに見えました。









IMG_0149.jpg 朝から雨模様でしたが、天童から山形の訓練校に向かう間は何とか雨に降られずにすみました。それでも空模様は天候の変化を報せています。スズメ・ムクドリ・カラス・ハト…お馴染みの野鳥に声をかけつつ訓練校に向かいます。

 今日の訓練校

IMG_9511.jpg 一限目:理事長による講義でした。求人に関するお話や受験コースが追い込みになることなどのお話がありました。また、農業と野生生物との関わりについてのお話もありました。山形の様な地域性の場合、野生生物との関わりは避けることが出来ません。しかしながら有効な対策はなかなか難しいと言うのが現状の様子で、サルやクマやカモシカの他にイノシシまでもがやって来たとあっては対策を講じるのも並大抵ではありません。天然記念物なので無理ですが、ヤギのように雑草を食べてもらえるならカモシカを雇っても良いのかもしれません。天童には舞鶴山に三頭程のカモシカが棲息しているとされ、実際に二頭の親子連れを見たことがあります。神社では「境内の守り神?」として紹介されていました。立場が変われば見方も変わります。何か共存共栄の道はないものかと思案しています。電気柵や音で威嚇する方法等は既出ですので他の方法を考えてみました。


アイディア1

 敢えて山の中に小さな畑を作って、そこだけは野生生物に解放する:昔で言うお供えですね。カモや白鳥は餌付けで一ヶ所に集められていましたから、不可能ではないと思います。ただし、それによって個体数が殖えてしまう可能性があります。(^^)

アイディア2

 ミラクルフルーツで野生生物の味覚を惑わせる:アフリカの果物だそうですから日本の風土で育つかどうか解りません。さらにミラクルフルーツの次に食べたものが甘く感じるそうなので逆効果になってしまう可能性があります。何か食べ物が不味く感じるものだと効果的かもしれません。


アイディア3

 アルコールでもてなす:昔話でよく使われますね。鬼や龍なら通用しますね。


…そんな訳で、良いアイディアで出ないので宿題ですね。


二・三限目

 地熱と地中熱が違う意味を持つことを知って少し驚きました。地熱発電については安定供給や有毒ガスの処理等の問題があると聞いていましたが、地中熱ではそこまで深くボーリングしないと言うことでした。地表の熱を地中に逃がすために100m〜200mの穴を多数掘らなくてならないと言うことでしたので目視できない地中に対してのアプローチが少し不安に感じたのも確かです。古来、人は空や山や海や大地に対し畏敬の念を抱いてきました。そこに隠された力を直感的に感じていたのかも知れません。科学の発達した現代において、人類はそれぞれに秘められた自然エネルギーを駆使して次世代を生きようとしています。計算や理論に加えて自然を軽んじることのないよう畏敬の念も忘れたくないものだと感じました。


今日のお弁当♪

IMG_0161.jpg

午後の自主活動は、ミーティングのみにて散会。帰宅する道すがら小雨が降り始めていました。明日はOJTです。

IMG_0164.jpg








2010 .09.21

IMG_0092.jpgIMG_0096.jpgIMG_0101.jpg

朝、雨が降っていましたが、傘を差して川沿いの土手を歩くとチョウやトンボが思い思いの場所で雨に濡れていました。

IMG_0090.jpg 昼顔の花のそばに紡錘形の実がぶら下がっています。何だろうと思い写真を撮って後で調べたら先日ご紹介した「ガガイモ」の実の様です。あんなに小さな花からこんな大きな実がなるとはにわかに信じがたいのですが、どうやらその様です。

 調べてみると面白いことが解りました。 「日本神話では、スクナビコナの神が天之蘿摩船(あまのかがみのふね)に乗ってきたといい、これはガガイモの実を2つに割った小さな舟のこと」 by Wikipedia

 そんな風に見るとそんな風に見えるから不思議です。


IMG_0104.jpg そんな雨に濡れる植物の中にアレチウリの花を見つけました。アレチウリは以前にコンペイ糖の様な形をした実を不思議に思って調べたのですが、帰化植物であり繁殖力が強いため全国的に問題になっているそうです。一見ウリやカボチャの葉に似ている為、誰かが植えたものではないかと思ってしまいます。ただ、帰化植物であっても日本の昆虫等の生物と上手くやっているようで生態系の中に溶け込んでいる様です。

IMG_0108.jpg

 夕方近く雲の切れ間から陽射しが射し込むと刈り入れの始まった田圃が色づいているのが見られました。


IMG_0146.jpg









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