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2024 .05.15
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 比較的穏やかな朝でしたが、放射冷却の為か路面が凍っていました。

 今日の専門校。

 1限目は荒井理事長の講義でした。まずはスマートグリッドを整備する為に必要なスマートメーターの導入の話題でした。総務省が2012年夏にもスマートメーター専用の周波数帯を割り当てる方針を固め、電力各社が動き始めたとのことです。

スマートグリッド日本(nippon)

 

 スマートグリッドは、言わば次世代型エネルギーネットワークと考えて良いのではないでしょうか。スマートメーターは、そのスマートグリッド整備の為に必要な電力使用量を計測すると共に通信機能を有しているそうです。このシステムが本格導入されれば、エネルギーを効率的に利用することが可能になると言われています。今の日本ではまだ現実感がありませんが、インターネットのように爆発的に普及する可能性があります。それだけに変化に伴ってトラブルが生じ作る可能性もあるでしょう。

 続いてバイオ企業の破綻に触れつつ人工光合成の話題になりました。太陽光利用と言うと現代は太陽光発電や太陽熱利用が主流ですが、植物の光合成は未だ研究レベルで実用化には至っていません。しかし、この技術は大きな可能性を秘めていることは間違いないのです。その他、昨日開催されたIT農業に関するセミナーに関することなど情報が盛り沢山の講義でした。


 2・3限は、熱力学の講義でした。丁度地熱利用による植物工場を実験中ですので解らないなりにあれこれと想像を巡らせます。次々に展開される計算式に目を白黒させつつ、何とか一部でも理解できないかと集中しましたが、結果は惨敗です。(汗)先生には、そんなに簡単に理解できるものではないと言われましたが、専門校生活も残りわずかですのでせっかくの貴重な講義であることを思うとほんの小さな知識の欠片でも獲得したいものです。


 今日のお弁当♪

IMG_3238.jpg

 放課後、栽培した椎茸を干し椎茸にしましたので、それを水で戻し食味を確認しました。水を吸い込むと突然椎茸の良い香りが漂い始めたのですが、味はと言うと椎茸だけではまるでただのお湯のようだと言う意見が出されました。栽培した椎茸の味が薄いのかどうかまでは確認できませんでした。椎茸栽培は実質6〜8回の発生が見込まれるのですが、休眠させる時間と専門校のカリキュラムとの兼ね合い、卒業までの残り時間等を考慮すると、あまりたくさん収穫はできないかもしれません。何らかの方向性が見出せないか試行錯誤を繰り返すことになるでしょう。

ガガイモ@シェアハウス
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 今日の専門校。

 1限と2限目は荒井理事長の講義でした。

 現代社会での生活を送っていると廃棄物と無縁ではいられません。何か買い物をすれば、必ず包装されていますし、食べ物であれば生ゴミが出ます。しかし、一旦ゴミ箱へ捨ててしまうとその先を想像することはあまりないのが現実です。天童市では、クリーンピア共立でゴミの分別収集を行っています。プラスチック容器の分別収集をしていますが、弁当などの汚れた容器は洗って指定の日に出すことになっています。この分別は単純明快なようで意外にそうでもないのです。例えば、弁当の容器はプラスチック容器でも値札シールは紙です。弁当を販売しているスーパーでもこの弁当容器を回収していますが、値札シールの部分は切り取って出すようにと案内が出ています。とするとこの切り取った値札部分はプラスチック容器か燃やせるゴミかと言うことになります。また醤油などの入った小さな袋は洗わずに燃やせるゴミに出して良いと言うことです。またプラスチック容器としてビニール袋は出していいのですが、ビニール紐はダメです。分別する側は解っていることだと思いますが、イチイチ悩んでしまうのが実情です。ところが、清掃工場の立地の落ち着き先がなかなか見つからない山形市では紙も生ゴミもプラスチック容器も一緒で良いと言うのです。何かうまく説明できない矛盾を感じます。理事長の講義では、同じゴミでも産業廃棄物なのか一般廃棄物なのか、はたまたプラスチック容器でも汚れの有る無しで管理型と安定型に分類され、1t当たりの処理費用に3倍の開きがあるのだと言うことでした。今からわずかに40年程前には、豆腐は器を持参で買いに行っていました。野菜や肉や魚を買うにはわずかなビニール袋を使って、お母さん方は買い物かごを持っていました。使い終えたビニール袋を母は洗って再利用していたと記憶しています。その後、爆発的に普及した買い物用のビニール袋とペットボトル。どちらも石油製品です。オイルショックを経験したはずの日本は何を学んできたのでしょう。

「バスーラ」と言う映画があるそうです。フィリピンを舞台にしたこのドキュメンタリー映画は予告編を見ただけでも想像を絶する現実を突き付けられます。青い空に舞う白いビニール袋のゴミ。同じ時代を生きる人たちの厳しい生活がそこにあり、恐らくそれは世界各地に貧困と言う形で存在しているのです。現実の問題として捉えた時、その事実を受け入れるのか否かと問い質されるような想いがします。ゴミの山…ゴミの海…ゴミの…不衛生な環境は病気になりやすく死亡率も高い。ゴミを出す者とゴミを拾う者、そしてゴミと共に生活することを余儀なくされる人々。現代日本人は、そんなゴミの山を目にすることすらなく存在しないものとして葬り去ってしまう毎日です。それでいいのかと考えさせられます。

〜【バスーラとは】タガログ語で「ゴミ」を表す 〜


 以前、知人が中米へボランティアへ出かけた際、ゴミを漁る子供達の姿を見て涙を堪えられなかったと言う話をエアメールで送ってくれたことがありました。山形は自然に恵まれ、冬ともなれば一面に広がる銀世界です。環境の大きな違いを感じないではいられません。


 そして、今日のお弁当♪

IMG_3204.jpg

 午後はOJTになりました。

 快晴の冬の日。陽射しは雪原で踊りまばゆく輝いているようです。何故生まれ、何故生きて、何故死んで行くのか。この世の摂理は時としてドライで感情を差し挟む余地のない現実を突きつけます。そんな人の世の中で何故集い、何故行動や生活を共にするのか…専門校での生活も大詰めを迎えそんなことに想いを馳せつつ植物工場へ向かいました。

 今日はいつもの仲間がIT農業のセミナーがあると言うことで出かけていました。現場に着くとまずは野菜の苗のチェックです。用土が乾いてしまっていてサニーレタスは萎れているようでした。慌てて水をあげましたが、どうでしょう???生長が見られないようなので限界かもしれません。

IMG_3206.jpg 一方、低温で栽培していた菌床を暖かいところに移したら見事復活。しもやけのような傷が見られますが、むしろしっかりした椎茸になっているようにも見えます。考えようによっては、低温の場所に置くことによって栽培時期のコントロールが可能になると言うことになります。2本だけ収穫して後は栽培続行です。また2日もすれば収穫可能になるでしょう。休眠させている菌床は一部カビが見られましたが、特に異常なしと言うところです。収穫した椎茸は専門校の仲間が生でポリポリ食べてしまいました。(笑)

IMG_3230.jpg 先日お願いしていた干し椎茸も良く出来ていました。しかし、それでも重さでは約4gくらいになっています。100gの袋詰めなら1本4gの大きな干し椎茸なら25本必要です。う〜ん。これは大変。(汗)何故なら、4gあったのは一番大きなサイズがわずかに1本だったからです。温度コントロールが鍵と解っていてもなかなか簡単ではありません。

 現在、椎茸栽培に取り組んでいますが、キノコ栽培の後の廃菌床が注目を集めています。改めてスケジュールを組んでみたら、随分長く栽培時間がかかりそうなので、廃菌床までたどり着けるかどうか…。いずれにしても興味深い素材です。


ガガイモ@シェアハウス
2011 .02.01

 今日は自宅のMacでやらなくてはならないことがあったので、一日中引きこもりでした。ひとつは農機具のアイディア商品のポスター制作。もうひとつは、専門校の太陽建築の課題です。パソコンに向き合ってひとつのことをしているとやがて飽きてしまうので、二つのことを同時進行して気分転換を図りながら作業を進めます。

 太陽建築の講義の課題と言うのは、現在の住まいの間取りを書き取って問題点や改善点をピックアップするもの。もしくは住んでみたい夢の建物と言うことでした。現在の自宅はそもそも南側にアパートがあって日当たりが悪く、一人暮らしなのに二つの部屋の間に押し入れが配置してある為に部屋を行き来する為に一旦玄関へ出なくてはならない構造です。問題を洗い出したところで改善しようもないのです。それで朝布団の中で夢の建物を考えてみようと思ったのですが、この10ヶ月の間に専門校で学んだことが刺激になって以前より一歩踏み込んだ妄想が出来るようになっている気がします。そこで未来の建築物を考えてみたら楽しいかもしれないと思いました。実は以前に未来の町の想像画と言うコンクールに応募したことがあります。その時のモチーフは今も頭の中にありますからそれを発展させてみたら楽しいかもしれません。当時考えていたのは、大気中の静電気を集めて人工的に雷を発生させて町の電力を作ると言うものでした。何の知識もない空想上の発電システムでしたが、もう少し他の方法もあり得るかもしれません。

 例えば、現在太陽光による発電や熱利用が注目されていますが、植物の光合成を模倣できるようになれば、二酸化炭素(CO2)を消費して酸素(O2)を生産することができます。そして炭素(C)を使って燃料を生産できないでしょうか。調べてみると天然ガスの成分はメタン・エタン・プロパン・ブタンとあります。そして分子式はと言うとCH4・C2H6・C3H8・C4H10となっています。つまり炭素と水素があれば天然ガスと同等の成分でガスが生産できるではないですか! …と、恐らく本職の科学者が読んだら眉をひそめそうなことを語っているとは思いますが、植物が有効に利用している二酸化炭素を人類は未だ有効利用できずにいるわけです。すでにMgが太陽光線によって励起されてエネルギーを生み出し電気まで発生させていることが解っているのに…。光合成を利用することが出来るようになれば、エネルギー資源全体を循環させることが可能ではないかと夢想したりするわけです。今から200年。23世紀になって人類がまだ存続できていたらそんな世界が実現しているでしょうか。それとも、今とほとんど変わらないのでしょうか。少なくても石油資源はすっかり枯渇しているでしょうから、どんなエネルギー転換を実現しているのか少しばかり覗いて見たい気もします。


 洗濯物したものをシェアハウスまで持って行く必要があるのですが、朝の混雑した電車に大荷物で乗るのは気が重いので夜になって移動することにしました。外に出ると昨日より積雪量が多くなっているようです。すでに辺りは暗くなっているので、何だか突然違う土地を訪ねてしまったように感じました。

ガガイモ@シェアハウス

 降り続く雪。積もって行く雪を見ていると、何とかこの雪のエネルギー利用ができないものかと毎年の様に考えます。雪室として積極的に利用する方法に取り組んでいる地域もあります。しかし、この手法が現代ならではの新しい手法かと言えば、そうとも言えないのではないかと思います。風による発電、熱による発電は、各々分子の運動エネルギーを利用しています。水による発電は分子の運動エネルギーに加え位置エネルギー等の複合的な要素で発電しているということでしょうか。では、雪や氷はどうかと言えば、運動エネルギーを取り出す事は難しく、むしろ熱エネルギーと言う分子の運動エネルギーを減衰させます。これは熱エネルギーに対して負の作用を及ぼすわけですからマイナスとしてエネルギー計算に組み込めるものでしょうか???

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 さて、今日は雪下ろしのお手伝いです。専門校の仲間のKくん宅の3階の屋根までおっかなびっくり上がりました。傾斜は緩いものの、結構な高さがあるのでやっぱり恐いです。雪の晴れ間、快晴の上山市街が360度見渡せます。今日は男性4人での雪下ろしと言う事で作業は順調に進み1時間程で終了しました。その後、除雪機用のアイディア商品を見せて頂き、お昼にラーメンの大盛りをご馳走になりました。上山のラーメンは美味しいですね。(^^)

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 それから車で天童まで送ってもらいました。


 専門校の仲間と別れてスーパーに出かけたら、何と専門校で教えて頂いているT先生とばったり!こちらから声をお掛けしたものの、心の準備が出来ていなくてしどろもどろになってしまいました。T先生、失礼しました。お久しぶりでしたが、お元気そうで何よりでした。(^^)


 雪は朝から大降りの様相でした。

 今日の専門校。

 1限目開始前に30分程かけて受講生で雪かきをしました。

 1限目は生物の講義です。今日はクローン技術一躍有名になったクローン羊ドリーを例にクローンについての可能性と問題点についての解説でした。クローンと言ってもジャガイモやソメイヨシノなど植物のクローンは既に普及しており、実は身近なものになってまいす。しかし、動物となると細胞が分化してしまった段階でその細胞の役割は決まってしまう為、植物ほどの自由度はありません。iPS細胞の場合は、一度未分化の状態へ戻すことで目的の器官へ分化させる技術と言うことでした。人類の技術はどこまで進化するのでしょう。


 2限目は水処理技術です。

 前回はRO膜による水処理について学びました。今日はイオン交換樹脂とイオン交換膜についての講義でした。塩化ナトリウムNa+Cl-をイオン交換樹脂で処理すると塩酸H+Cl-になってしまうとは!まるで錬金術か魔法かと思えてしまうような技術です。イオン交換膜は電気を利用することによってNa+Cl-からNa+を取り除くことが出来ます。


今日のお弁当♪

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 午後はOJTの為、各自の活動になりました。バイオ農業の活動の一環である椎茸栽培ですが、収穫して休眠させるため植物工場へ向かいました。植物工場の椎茸は、前回収穫した残りが大きくなっていました。サイズ、重量共にしっかりしたものになっています。


 青色LEDを照射して栽培した椎茸。

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 光を当てないで栽培した椎茸。

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 低温環境で一週間栽培し、地熱利用栽培に切り替えた椎茸。

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 今日の収穫。

 温泉の社長さんにお願いして乾燥椎茸にしてもらうことになりました。

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 椎茸栽培は始まったばかり。休眠させた後、水に浸けて覚醒させます。2度目からの発生・収穫率が重要です。菌床はローテーションして環境を変えてみることにしました。観察と記録のスケジュールを立ててデータを取ることになります。

 仲間のSさんにシェアハウスまで送ってもらい、帰宅してから乾燥しなかった小さな椎茸をホットプレートで頂きました。


ガガイモ@シェアハウス


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