忍者ブログ
HOME      »  専門校生活
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
8

2025 .07.02
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 朝から雪が土砂降りの様相でした。

 今日のOJTは、面接の練習を兼ねてこれまでの経験やこれからやりたい仕事などについて発表することになりました。共に学んできた仲間がこれまでどうしてきたのか、これからどうしたいのか改めて聞く機会はなかなかないものです。それぞれ10分程の持ち時間で発表しました。

 一日…また一日と卒業が近くなるわけですが、楽しく充実した時間も後わずかかと思うと寂しさを感じないではありません。

IMG_2886.jpg

 午後、専門校を出ようとすると仲間の一人が車に乗せてくれると言うので、途中、パソコンショップに立ち寄ってもらいシェアハウスへ戻りました。それからシェアハウス仲間も加わって三人でお茶を飲みながら様々に話をしました。果たして、専門校で学んだことをどんな分野でどんな風に活かし行けるのか、その問題と向き合う時、言葉を見失ってしまうのです。今日の専門校での発表の練習でも、これまで経験してきた経緯は様々です。察するに他に目もくれず一心に仕事に取り組んできたことでしょう。才能も実力もありながら見出されることなく自己責任と言われ自己実現の場に恵まれないだけ。そんな風に思うのです。それは、同じ専門校の受講生であっても世代によって進路が大きく影響を受けていることからも想像に難くありません。

 夕方になって送ってくれた仲間が帰宅してから食事の準備を始めました。近所のスーパーに買い出しに出かけたのですが、どうにも野菜の値段が高いような気がします。それでもいくつか見繕って野菜炒めと味噌汁くらいは出来そうです。先日の飲み会で残っていたものも使って調理しました。二人分の加減がちょっとつかめなかったのですが、結果的に何とかなったみたいです。高い野菜だけあってか、一人の食卓ではない為か、質素な食卓の割にとても美味しくいただきました。


PR

 今日の専門校。

 1・2限目は急遽予定が変わって理事長の講義でした。

 1限目は、不況の中でのNPOの役割のお話から始まりました。リーマンショックで顕在化した日本の社会構造の弱点。それはセーフティーネットの脆弱さでした。戦後の日本の混乱期を知らない世代にとってバブル期までの現代日本は常に登り坂をひた走っている印象だったのではないでしょうか。しかし、バブル崩壊によるショックも記憶に新しい時期にリーマンショックと言う世界的な不況の波を被ることになり、改めてこぼれ落ちてしまった立場の人を救う手立てを持たないことに気がついたわけです。それは恐らく今に始まったことではなく、これまでも人知れず社会の隙間に落ち込んでしまい立ち直れなくなってしまった人がいたはずです。現在の山形県環境技術専門校は、環境の勉強をしつつセーフティーネットの役割も担っているのです。つまずいてしまった人が再起するために新たな知識を提供し、新たな一歩を踏み出せるようにサポートするため、多くの講師の先生をお招きし専門分野の知識を享受していただいているわけです。10ヶ月と言う時間を過ごさせていただき、この学校の社会的存在意義は大きいと感じています。もっとたくさんの社会人学校があるべきだと思います。義務教育を終え、高校・大学を卒業すれば、一生やっていける等と言う単純な社会構造ではないのかもしれません。社会経験をして再び学ぶことの重要性は、日本と言う国の新たな前進につながるのではないかとさえ思います。

 講義は、社会構造の変化と慣例に従順であることを見直さなくてはならない時期に来ていると言うことでした。


 2限目は廃棄物に関する内容でした。

 日々の生活でどうしても避け得ない廃棄物は、一体どのように処理されていくのか。昨年春より清掃工場や下水道施設を見学する機会がありましたが、その中では見通せなかったことがあります。それが、廃棄物の一部はセメントとしてリサイクルされ、コンクリートとして活用されていると言うことです。これは循環社会と言う見地から言えば素晴らしいことなのですが、コンクリートの経年劣化や酸性雨などの影響で成分が溶出する危険性を孕んでいます。また、コンクリート製品の需要が落ちているのに、廃棄物の量が減らなければ、廃棄物が余ってしまうと言うことになります。

 廃棄物の処理がブラックボックス化され闇に葬り去られることのない様、関心を持ち続けることが大切なのです。

お弁当♪

IMG_2836.jpg

 午後はOJTでした。

 専門校の講義が終わってから集まろうと言う話が出ていました。専門校で用意してもらっている寮なのですが、暖房がコタツしかなかったので、少人数での飲み会となりました。けれど、どうしても寒いので、寮に住んでいる仲間にファンヒーターを提供してもらい、やっと一息つけました。近所のスーパーで買い出ししてキムチ鍋です。ワイワイ言ってやっているうちに出来上がった鍋をつつきながら飲んだり食べたりで楽しいひとときになりました。共に学び、時間を共有した仲間とは気心も知れています。普段聞けないような話も聞けます。大きな鍋一杯のキムチ鍋もいつの間にかほとんど食べてしまい、まだまだ話していたいような名残惜しい気持ちを感じつつ散会となりました。これから卒業まで何度集まれるでしょう。そして専門校と言う空母を離れてどこまで飛んでいけるでしょう。午前中の理事長の講義とリンクしているかと思うと不思議な感じがします。燃料切れになったらまた戻れるような場所になればいいのにとまだ見ぬ未来に想いを馳せたのでした。


 まだMac環境が充分機能していないので、ネット活動もそこそこに限定されますが、ぼちぼち更新しますのでよろしくお願いします♪

 最近、ガガイモの種の処理が進んでいないので、部屋の中をフワフワと徘徊し始めています。そうなっても尚、ガガイモは可愛いなぁと思う今日この頃。一種のビョーキでしょうか。(^^)

 今日も電車にて登校です。満員電車は以前にも経験がありますが、山形の場合は圧倒的に本数が少ないのが原因でしょう。営業上致し方ないとしても、例えば観光で山形に来ている場合、この満員状態は想定外ではないかと思います。新幹線で走るばかりが旅ではないのでもう少し何とかならないものかと思ってしまいます。


 今日の専門校。

 1限目は荒井理事長の講義でした。理事長の講義も2010年4月入校から8ヶ月を越えた事になるでしょうか。時事の話題を交えつつ、理事長の思想や構想が説かれます。今日は人類社会の将来を展望する内容でした。それは必ずしも明るいものではなく、恐らくは臨機応変に対応するしかない事ではあるのですが、ともすれば社会の動きに置き去りになっていることに気がついて慌てる事があります。専門校では生物学の基礎を学ぶ機会に恵まれましたが、言ってみれば人間も生物ですから、生物学は自己を知る学問でもあるわけです。講義は遺伝子からアンドロイドへと話題が発展しました。遺伝子によって決定付けられているのは何処までが性格で何処からが病気なのか。そしてアンドロイドが世に出ることによって何が起きるのか。途方もない事のようなに思いますが、現実の事なのです。生物を学ぶ事によって多くの分野への応用・展開が可能となります。そしてそれは環境と密接な繋がりがあるのです。


IMG_2782.jpg 2限目と3限目は丹 省一先生の自然エネルギーの講義です。自然エネルギーは太陽光・太陽熱・風力・水力・地熱…と多岐に渡りますが、デメリットやリスクについても学必要があります。プロジェクターに映し出された衝撃的な映像は、風力発電の風車に落雷した上に強風で羽根が裂けてしまったものでした。巨大な設備であるだけにその衝撃も小さい様には見えません。元々がシャープで美しいデザインですので、破損してしまった様子は一層哀れに見えるのでしょう。


 今日のお弁当♪
 

IMG_2787.jpg

 さて、IEA(国際エネルギー機関)がピークオイルは2006年だったと認めたと言うお話がありました。これはかなり重大な話です。つまり化石燃料を基盤とした文明は残された寿命を見通さなくてはなりません。そして、スムーズに次世代エネルギーへシフトしなければ、文明社会は成立できなくなります。特にエネルギー資源の少ない日本はいつまでもお金で解決出来る問題ではないと言う事を認識し、本気にならなくてはならない時代に突入していると言う事です。第二次世界大戦敗戦後、骨抜きになってしまった日本は、それでも先人の尊い犠牲の上に平和な時代を過ごしてきました。しかし、その副作用として危機感が少ないと言う声を時折耳にします。化石燃料を基盤とした文明の余命を意識し、文明そのものが化石にならない様にエネルギー問題について真剣に取り組まなくてはならない時代なのです。

 講義は流体から熱力学へと移ります。正直な所、難しい数式や計算、記号の連続で眼を白黒させてばかりですが、もう少し理解力があって、もう少し時間があって理解出来るまで忍耐する事が出来れば、新しい世界が開けるかもしれないのにと思うと残された時間が限られているのがもどかしく残念に思えてなりません。


IMG_2776.jpg ガガイモの芽が年末年始の寒さで枯れてしまったので、新たに種を蒔きました。前回は数センチの深さに播きましたが、今回は土の上にパラパラと振り掛けた状態です。むしろこの方が自然の状態に近いだろうと考えたのですが、どうなるでしょう。種を蒔いたペットボトルは6本の内4本にキャップをつけました。


 目覚ましは5時半にセットしていました。ところが目覚めたのは午前4時。いつもだったら寝直す所ですが、ついでに朝食の準備等をしているうちに出かける時間になってしまいました。ゴミ出しの日なのでゴミステーションに出して駅に向かう頃にはまだ暗く、後ろから「おはようございます。」と声をかけられてビックリ!ご近所の方でした。(^^)満員電車に揺られて山形駅に到着。それから寮の部屋に立ち寄って持参した荷物を置いて専門校へ向かいます。徒歩で約40分。路面は凍結してツルツル滑ります。おまけに歩道がないため対向車に注意しながら歩くしかありません。車もゆっくり走っているのが幸いです。前回使った電車より約一時間早い電車だったので専門校にはまだ誰もいませんでした。暖房のスイッチを入れて講義に備えます。


 今日の一限目は理事長の講義で始まりです。

 成人式の話題から20年前を振り返ります。20年前…どうしていただろうと考えていたら、前回の流れを汲んで時代の変遷と転換期の話題になりました。確かに日本はこれまで大きな転換期を何度も経験しています。ピークオイルは越えたとささやかれる現代に於いてもそうした転換期が訪れる可能性があるわけです。講義は「武士の家計簿」と言う映画を引き合いに転換期を迎えるにあたって、これからの生活設計をどう考えて行くべきかと言う話題に及びました。そしてそれは核家族さえ維持できなくなった現代の社会構造に対応して行く為の術となります。


 2限目と3限目は太陽光を中心とした自然エネルギーの講義です。

 講義は、お祭り等のイベントと地域活性化の話題や岩手郡葛巻町の「森と風のがっこう」に於ける活動の紹介がありました。子供達の描く未来から柔軟な発想力を学ぶことがあると言うお話でした。

 また、バングラディシュのエネルギー行政を写真入りで紹介して頂きました。ここでもまた、固定化してしまいがちな発想が、実は思い込みに過ぎないかもしれないと言う事を感じさせられます。リキシャと言われる人力車が走り、電動のリキシャが走る町。電動バイクが当たり前の都市。日本国中が何処に行っても似たような風景であるのに対して海外では、全く別の価値観で社会が成立している事が解ります。なかなか海外へ出かける機会もないので、貴重な資料であると感じました。


 今日のお弁当♪


IMG_2769.jpg


 講義が終了して、仲間と一緒に寮の部屋に向かいました。お茶を飲みながらエネルギー事情や将来の話に花が咲きました。 Sさん差し入れありがとうございました♪


 それからまた満員電車に乗って帰宅です。雪の為か電車が遅れ気味でした。アナウンスが良く聞き取れないので駅を乗り過ごしそうになる不安を感じつつ、何とか天童で降りる事が出来ました。

 朝早かったからかちょっと疲れたみたいです。早く休んで明日に備えます♪

 今朝もまずは空模様のチェックからはじまりです。昨日、自転車で走る条件にした圧雪はクリア。そしてもうひとつの条件である好天は微妙な感じです。曇り空から降ってくるのは細かい雪。これなら行けるかも知れないと判断しました。

 毎朝恒例になりましたが、走り出して間もなく雪は大降りになり判断を後悔する事になりました。市街地は小雪なのにちょっと郊外へ出ただけで前も見えなくなる程の大雪です。おまけに圧雪と思っていた路面は随所が凍結してアイスバーンになっていました。徒歩で通学する中学生とすれ違うと一人だけ「おはようございます」と挨拶してくれました。真っすぐ走っているうちは良いのですが、油断したのか凍結した路面の曲がり角で転倒!スピードは出ていなかったのですが、すぐ後ろに車が来ていたのでちょっとヒヤリとしました。今日も汗だくで専門校に到着。何と受講生の中で一番先に到着した様です。次いで仙台から電車で通っている仲間が歩いて到着。車で通っている人に後で聞いたら渋滞で動けなかったのだそうです。これから雪の季節は本番を迎えます。暖かい日が続いたりして異常気象を心配しましたが、冬になったら雪が降る…ちよっと安心しています。山にしっかり雪が積もれば、夏場の水不足の心配も少なくなります。天童と東根に広がる乱川扇状地では、昔から湧水に恵まれた地域であったそうです。近年その湧水が減少傾向にあるのは、奥羽山脈の森林が減少したのではないかと言う推測もされているようですが、遠い山の保水力が麓の湧水地にまで影響しているとすれば、積雪量も無関係ではないでしょう。地元で暮らす立場からすれば、厳しい冬、大変な雪であることに違いはありませんが、上手につきあって行く事で暮らしが守られて行くのかもしれません。


 今日の専門校。

 1限目は荒井理事長の講義です。

 講義は、バブルの頃から時代の変遷を象徴するテクノロジーの解説から始まりました。「一意専心の時代」から「ながら族の時代」への変遷もまた時代の要求でしょうか。工場等では「多能工」であることが求められます。これは既に「ながら仕事」です。ストップウォッチを3っつもぶら下げて幾つもの仕事を掛け持つ事を要求されるのです。「これしか出来ません」は通用しない時代になっているのです。しかし同時に人間はそれほど都合良く出来ていません。得てもあれば不得手もあり、何でもこなす事にも限界があります。時代はIT革命を迎え、パソコン中心となりました。ワープロの様に一意専心だった機械の時代から何でもこなすパソコンの時代へと変遷したのです。そしてさらにクラウドコンピューティングの時代はパーソナルを超えて誰もが何処でもアクセス出来る集中コンピューター型の時代の幕が開けました。定着するかどうかまだ不透明な部分もありますが、便利である事は確かです。ツイッターと言う社会現象化したテクノロジーもあります。これはネットワークを発達させたのではないでしょうか。テクノロジーはまるで脳細胞のニューロンと軸索とシナプスを模倣するかの様に発達している気がします。最も効率良い情報伝達の果てに人類はどんな閃きを得るのでしょう。


 2・3限目は太陽建築の講義でした。太陽建築の具体的な断熱の構造やガラスについての講義でした。建築物については専門家でないと構造まで踏み込んで知る機会はなかなかありません。捕まえた太陽エネルギーをを逃さない構造について解説して頂きました。施工後は中を開いて見る事のない断熱材の特性はあらかじめ知っておく事が大切です。せっかくの断熱材が湿気を吸って役に立たなくなったのでは意味がありません。また、ガラスは太陽エネルギーの入り口ですからその役割も重要です。興味深いのは真空層を持つペアガラスです。ただし、その性能の高さは価格にも反映されている為、如何に安く同じ効果を得るのかということが工夫のしどころとなるわけです。


 今日のお弁当♪


IMG_0084.jpg

 講義中、窓の外の雪は大雪から小雪、そして大雪へと強弱をつけながら降り続いています。講義後、省エネチームはミーティング。バイオ農業チームも雑談…じゃなくてミーティングをして解散になりました。(^^)


 帰宅中も雪が降り続いていました。毎年の事ですが、今年も事故をしてしまった車が雪の中で事後処理をしていました。一台は正面右側。もう一台は右側面が潰れています。現場は直線の上りです。どうぶつかればそうなるのかさっぱり解りませんが、雪路はとにかく急がず、急ハンドル、急ブレーキを避けることしかないのです。


 無事に春を迎えられます様に。


カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア

にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 環境ビジネスへ
にほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログ 環境学習・教育へ
にほんブログ村
最新コメント
[04/10 NONAME]
[04/09 NONAME]
[04/08 天使のangel]
[03/05 如意]
[03/04 如意]
最新記事
OFF
(04/17)
(04/16)
(04/15)
(04/14)
(04/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ガガイモ
性別:
男性
趣味:
絵画・イラスト・写真・山歩き・釣り…
自己紹介:

メール:artleaf@mac.com

バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
アクセス解析

Page Top
CALENDaR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31